最初に購入したRING JACKETはMEISTERモデルのジャケット。既成スーツの国内最高峰ブランドのジャケットをレビューします。興味がある方はどうぞ。
2017/7/27の記事をリライト。
読み返すと懐かしさと拙さで何とも言えない気分になります。当時は購入、着用をそれぞれわけて記事にしていましたが、今回リライトするにあたって1つの記事にまとめました。文章や構成も見直していますのでご覧いただければ。
人生で初めて購入したリングヂャケットは、セールで購入したマイスターモデルのジャケット。この後リングヂャケットという名の沼にハマったんですよね。懐かしいし。
リングヂャケットが欲しい!セールに行こう。
まずはこちらの記事をご覧ください。リングヂャケットに出会うまでを記事にしました。ジャケットを試着した際に、伊勢丹ではセールをやるという情報を聞いてセール前に伊勢丹へ試着をしに行ってきました。
通常モデル、マイスターモデルを着用しましたが、”206”モデルを試着したときのような感動は残念ながらありませんでした。
大きく違いを感じたのは首回りの吸い付き具合。
マイスター206を試着したときに聞いたんですが、襟をアイロンで曲げて首から肩にかけて吸い付くようにしているそうです。
ただ、通常モデル、マイスターモデル共に肩回りの違和感はなし。
店員さんと話をさせていただきながら、いくつか試着させていただいた結果、マイスターモデルを購入することを決意。
伊勢丹セール初日に速攻GETだぜ!
職場が伊勢丹から近いこともあって、有休を取らずに昼休みに行ってきました。
結構ヤキモキしましたが、なんとか残ってましたよマイスターモデル。斉藤さん。のジャストサイズの44も残っていたので一安心。試着して良い感じであることを確認して即買い。袖口を本切羽にしてもらうのと、月皺が出ていたのでそこのお直しをお願いして待つこと10日。
ようやくゲットしましたよ。
購入したモデルは「No-254H」で、生地はシルク54%、リネン27%、ウール19%で素材感のある生地です。北イタリアの「E・THOMAS」社の生地となっています。
神は細部に宿る?
良い仕事というのは細かいところまできっちり仕上げている。そのこだわりこそが本質なんだ。だから細部までこだわれ。みたいな言葉です。
写真は襟ひげです。良い雰囲気ですよね。
誰にも見せないし、自分でも見ることがほとんどありません。でもやっぱり気になって見ちゃう。何ででしょうね。
手縫いのボタンホールと本切羽。
これはお願いして本切羽にしていただきました。やはりお願いして良かった。春夏のジャケットなので腕まくりする機会もあると思うので。
肩の仕様は”マニカカミーチャ”です。ナポリ仕立ての定番ですね。
店員さんが袖のいせ込みは通常モデルも含めて全て相当な量だと言っていました。
さすがにハンドモデルだけあって非常に丁寧に作られています。
ボタンホールなんかも全て手縫いですしね。
手縫い個所は多数あるようですが、基本的に着心地に関係しているところは全て手縫いとのことでした。逆に着心地に関係がなく、強度が求められる箇所はマシン縫いです。
お値段は消費税、お直し代込みで9万円強でした。
正直安くはありませんでしたが、満足度の高いジャケットを購入することが出来ました。一生モノかどうかはまだ判断できませんが、期待値の高い逸品です。
着用感と着こなしをご紹介。
リングヂャケットはパターン(型紙)がいいので着心地はとても良いですね。もちろん人によりますが斉藤さん。が試着を繰り返した中では一番良かった。
マイスターモデルは、通常と206の中間のモデルになりますがハンドを駆使しており、とても雰囲気のあるジャケットだと思います。
当時のトレンドが反映されており、着丈はやや短めとなっています。個人的にはもっと長い方が好み。ただこれは好みですね。やや短めの着丈は軽快な印象になります。
ジャケットのインナーにはポロシャツやニットが多いものの、当然タイドアップすることもあります。デニムジーンズを穿くこともあればスラックスの日もあります。
これだけでもジャケットの汎用性の高さがお分かりになるかと思います。
特にこのジャケットは明るめのネイビーで春夏にピッタリ。気分が上がる良い色だと思います。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はRING JACKET MEISTERのジャケットを購入レビューしつつ、着用レビューをしました。冒頭で申し上げた通りこの記事はリライトしたものです。
当時の写真や雰囲気を残しつつ加筆修正しました。
このジャケットを購入してから7年近く経過したということになります。
残念ながら当時より体重が増加した結果、若干きつくなってしまいました。ひょっとしたらいずれ手放すかもしれませんが、現在のところ未だに現役で活躍してくれています。ワードローブは戦場ですから、ちゃんと着用機会があるというのは凄いこと。当時よりもスーツやジャケットの数は4~5倍になってますからね。
今回は以上です。ありがとうございました。