今回は面白かった記事のご紹介。ちょっと前の記事なんですが、ZOZOSUIT担当役員に対するインタビュー記事がありました。かなり突っ込んだ内容で面白かったのでご紹介します。未読の方は是非ご覧ください。
記事の紹介はコチラ。
この記事は面白かったので是非ご一読いただきたいのですが、特に気になったのはやはりオーダースーツの件。ちょっと長いですが引用します。
―なるほど。では商品についてはいかがでしょうか。弊誌の記者が実際に、ZOZOSUITで体形を計測し、PBのビジネススーツを購入しましたが、ジャケットの裾が異様に短いなど、実際には着用できないようなスーツが届きました。同じ思いをしている消費者は、1人や2人ではないのではないでしょうか。
まずは、その方に大変申し訳ないと思います。ただしご理解いただきたのは、ビジネススーツはPB商品の中で唯一のソフトウエア商品なんです。せっかくお客さまの体形データを集めたのだから、既存の体形パターンを当てはめるのでは意味がない。個々人に合った3Dの体形パターンを生成したわけです。その際、特定の体形でバグが出てしまったということであり、大半の方にはサイズ通りのスーツが届いています。
―本当に「大半の方」にサイズ通りのものが届いていると言えますか?
好みの上でのサイズ直しには、対応しています。ただ、比率は非開示ですが、直しの発生する確率はわれわれの想定の範囲内で、8割とか、半分以上の方のサイズを直しているといったことはありません。ただし、サイズが正確でないと怒って直しをしておられないお客さまもいるかもしれません。ただ、失敗は失敗だと思っていて反省しています。過剰に、良く言おうというつもりはありません。
なるほどね。
お直しの発生率は想定の範囲内に収まっていると。だから概ねはサイズ通りのスーツを届けることが出来たと考えています、ということですね。
うーん、微妙。
皆様はどう思われますか?
お直しの発生率が低い=サイズ通りではない。
ここからは読んで思ったことを述べていきます。
まずZOZOのオーダースーツを頼む層ってどういう人たちでしょうか。まぁおそらくスーツが好きな人とか着道楽な人ではないでしょう。
はっきり言ってしまえばオーダースーツに興味はあるけどお店に行くのは億劫、オーダースーツは高そうという方が「この価格で家にいながらオーダースーツが作れるなら」ということで頼んでいるのではないかと。
あとは斉藤さん。のようにダメ元の興味本位の人もいるでしょうけど今回は除きます。
こういう知識の少ない方というのはオーダースーツに対する基準がないので、「まぁこんなもんなんだ」で済ませているケースもあるでしょう。
また、そもそもスーツの返品ってかなり面倒くさい。一回着用して梱包して商品の返送するって結構敷居が高い。
これが10万とかすれば多くの方が話は別でしょうけど、ZOZOのオーダースーツは安いのと着れないことはないので「まぁいいか」で済ませるパターンも多そう。
サイズ通り、満足度を図る指針は?
リピート率でしょう。
まだサービス開始から1年も経ってないので難しいかもしれませんが、本当にサイズ通りのスーツが届いて、顧客が満足していればリピートするでしょう。
ちゃんとしたサイズのスーツが届くのであれば素晴らしいコスパですから。家に居ながらPCでお手軽に注文出来てあの価格。リピート確定でしょう。
是非、ZOZOのオーダースーツのリピート率を出して欲しいものです。
いや、嫌味じゃなくて満足している方もいると思うんですよ。やってることは革新的だし応援しているので是非頑張って欲しいとも思っています。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はZOZOのオーダースーツについて興味深い記事があったのでご紹介しました。
そもそも返品率ってどれくらいになると「高い」んでしょうね。「8割とか、半分以上とかじゃない」と記事にありますが、そもそも2~3割でも十分ヤバイと思うんですが。
実際どれくらいなんでしょうね。ZOZOくらいの会社になればそれくらいでも想定の範囲ないなのかな?
斉藤さん。のようなもの好きの屍を乗り越えていただいて、今後もオーダースーツを改良してもらいたい。そして「コスパ最高のスーツと言えばZOZO」と言われるくらいになって欲しいものです。
応援はしてますが期待はしてない、そんな感じ。
今回は以上です。ありがとうございました。