今回は気になるニュースのご紹介。ニュースを読んでどう思ったのか、を書くという緩い企画ですので興味がある方だけご覧ください。スーツ好きにどう思うかを聞いてみたい。
スーツのあり方とは?
「東京スーツフェス」 スーツ好きが集い学ぶ場へ 関連企業、起業家、消費者をつなぐ | 繊研新聞
【スナップ】東京・浅草で「背広散歩」 紳士70人超がスーツ&タイドアップで闊歩 - WWDJAPAN
服仲間の中でちょっと話題になりました。
どちらもスーツ好きが集まって練り歩くという企画になります。記事の中にある「“スーツは特別なものでも仕事着でもない”“普段着として楽しんで”を背中で見せたかった。若い世代に、もっとドレスファッションを普及していきたい」に基本的には同意なのですが‥。
どこにそんなスーツ売ってんの!?
って一部の方に思いました。
あと単純に怖いし、大人数で集まって練り歩く意味がよくわかりません。もちろんインパクトはあると思いますが‥そんなハロウィン的なインパクト必要かな。
否定してるようで申し訳ない。いやコンセプトは悪いと思わないのですが‥なんか勿体ない気がして。
街コンならぬ、街カフェみたいな感じでスーツを着てカフェでお茶するみたいな緩い感じではいかがでしょうか。なるべくカフェテラスで。もちろん1つの店舗に集中とかはダメですよ?怖いので。
怖い怖い書いて申し訳ないのですが、マフィアみたいな装いの人がそれなりにいると思うんですよね。奇をてらった人もいると思いますし。集中し過ぎない方がいいんじゃないかと。
三陽山長のリユースが良い感じ。
ご存じの方も多いかと思いますが三陽山長がリユースストアをやっています。
近年革靴が高騰していて、ちょっと買う気がしない価格になってきました。靴のリユースってちょっと苦手なのですが、作ったブランドがリユースすると安心感がありますよね。
価格は安いとは言えないかもしれませんが、それでもだいぶ手が届きやすい価格になっていると思います。
こういうの増えて欲しいですね。だいぶ前にラコステがポップアップで、新品とヴィンテージを並べて売ってましたがとても魅力的でした。先日ブルックスブラザーズでもヴィンテージショップと組んで似たようなことをやってまいた。
これ、面白いと思うんですけどね。これからのSDGsな時代にピッタリ。
礼節と生き方!?
片岡鶴太郎、68歳 「礼節」と「生き方」の狭間で愉しむファッション論
面白い記事なので是非ご一読ください。
ジャンポール・ゴルチエが好きっていうところに「わかる~」ってなりました。若い頃は本当に好きでした。懐かしい。もうほとんど残ってません。痛恨は豚革のジャケットをカビさせて捨てたことですね。
それはそれとして、取り上げたいのは以下の一文。
僕がファッションで思っていることが2つあって。まず一つは、礼節であるということ。例えば、お食事会にご招待いただいたら、その方に対する礼節としてコーディネートすることを心がけています。と同時に、僕の生き方もちゃんとまとっていたいという思いもあって。でも生き方だけが突っ走ってしまうと、礼節と矛盾してしまう。礼節と自分の生き方をどう表現していくかという、このせめぎ合いを愉しむのがファッションです。
これは深いですね。片岡鶴太郎氏がカッコいいかは人によって意見が異なるかもしれません。ただこの考えは真似したいものですね。ファッション好きは礼節より自分を見せたいという人が多いので。斉藤さん。自身も肝に銘じたいと思います。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は第17回俺のファッションニュースをお送りしました。
このニュースまとめは紹介したい記事がある程度集まったタイミングで紹介しています。そのためちょっと前の記事が混ざるかもしれませんがそこはご承知おきください。
スーツを着て練り歩く企画、皆様はどう思われますか?斉藤さん。とは全く違う意見もあると思います。それはそれで否定しません。是非ご意見を聞きたいですね。
あとは「礼節」と「生き方」ですか。アンダーステートメントってこういうことですね。たまに地味とか目立たないと思っている人がいますが正しくは「控えめ」です。控えめな表現ということですね。相手に対する礼節を表しつつ、自分を控えめに表現したいものですね。
今回は以上です。ありがとうございました。