今回はハンガーについて。有名なハンガーといえばナカタハンガーとMainetti(マイネッティ)ではないでしょうか。どちらも良いハンガーなのですがどちらがおすすめなのでしょうか。
ハンガーは揃えた方がいい。これは絶対。
上の写真のように高さが違う場合、または太さが違う場合に収納スペースに違いが出てきます。揃えた方が無駄なスペースが生まれません。
またジャケットにとっても大事で、針金のように細いハンガーにかけると肩のラインが崩れてしまう可能性があります。これは本当にやめた方がいいでしょう。
さて、それではナカタハンガーとマイネッティを比較していきましょう。
ナカタハンガーとマイネッティを比較
ご覧の通り形状からしてだいぶ異なります。
ナカタハンガーの方が首から肩にかけてのカーブが大きく、肩先も厚みがあります。一方でマイネッティはどちらも控えめ。
また、ナカタハンガーが木材であるのに対してマイネッティは樹脂となっています。
首の位置を揃えるとこれくらい違いがあります。
肩先の大きさの違いはかなりのもの。
まず一番大きな違いが首から肩へのライン。日本人は前肩と言われていて、欧米人と比較して方が前に出ている人が多いです。海外ブランドのジャケットが肩に合わないことが多いのはそのせい。
そう考えるとナカタハンガーの方が良さそう。肩先も大きく、ジャケットをかけたときにしっかり乗っているように見えます。
次にそこまで必要かを考えます。
斉藤さん。がいろいろな服飾業界の方にお話しを伺った結果、マイネッティがとても良いハンガーとして十分だと聞きます。つまりナカタハンガーの作りこみはジャケットにとって必ずしも必要ではないのではないか、ということ。
また価格面でも大きな違いがあります。
今回紹介したナカタハンガーはAUT-05というモデルで1本で約5,000円します。一方のマイネッティは5本セットで約5,000円。5倍ほどの価格差があります。
ただしナカタハンガーは木材で出来ていることもあって、明らかに高級感、上質さが伝わってきます。マイネッティはデザイン的にカッコいいものの、高級感や上質さはナカタハンガーほど感じません。
どちらがおすすめなのか?
お金持ちにはナカタハンガーがおすすめです。
これはハンガーの価格だけの話しではなく、ナカタハンガーの方がワードローブでスペースを取ることになるからです。肩先が大きいので、ラックにかけた際にマイネッティよりも明らかにスペースを取ります。
逆にそこさえクリア出来るのであればナカタハンガーの方がおすすめです。
一般人にはマイネッティの方がおすすめです。
ハンガーとして必要十分であり価格も買いやすい。デザイン的にもカッコいいと思います。名だたるテーラーが使うのもわかりますね。
ハンガーラックにかけたときもそこまでスペースを取らないのもありがたい。
何気にスーツやジャケットを購入した際に付いてくることが多いのも助かりますね。
合わせて読みたい。
服が好きならハンガーにもこだわろう!おススメのハンガーはこちら。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
おしゃれでおススメなハンガー!MAINETTI(マイネッティ)をご紹介 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はナカタハンガーとマイネッティを比較してみました。コスパを含めた使いやすさではマイネッティ、高級感ではナカタハンガーといった結果になりました。
ハンガーに悩まれている方の参考になれば幸いです。
ナカタハンガーの安いSETモデル。これでもそれなりのお値段します。
こちらはマイネッティ。なんかマイネッティがほとんど売られてなく、上もブラウンだけになっています。公式オンラインショップのみになってしまうのかも?そうなると価格が‥。とりあえず今の内に買っておきたいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。