今回は991のローゲージニットをご紹介。例にもれずタートルネックです。個人的に日本でも最高峰のニットブランドだと思っている991。興味がある方はご覧ください。
一時は日本初のハイエンドニットブランドとしていろいろなところで取り扱われていた991。近年は情報があまりありません。ただクオリティは間違いなく、個人的にはまた購入したいニットブランドです。
少し前にハイゲージのモックネックをご紹介しましたが今回はローゲージ。
カシミヤ超えたウール!991のモックネックニットをレビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
全然違う魅力が詰まったてローゲージニットをご覧ください。
991のローゲージタートルネックニットをレビュー!
ご紹介するのはダークグレーのローゲージタートルネックニット。
カラーは他にキャメルとトープ(グレージュっぽいカラー)がありました。どれも捨てがたかったのですが、自分に一番合いそうなカラーということでダークグレーを選びました。後は当時のワードローブとの相性ですね。
生地はキャメル49%×ウール49%×ナイロン1%×ポリウレタン1%の混紡生地。
しっかりとした生地感で、滑らかではないですがチクチクもしない、柔らかく骨太な生地といった印象です。
ローゲージのケーブルニットと聞くと、大きくてタップリとした印象がありますが、991のニットはかなりスリムなシルエットだと思います。ただジャケットのインナーにも着られなくはないと思いますがちょっと窮屈かもしれません。
見ていただきたいのはこの編み目の立体感。ケーブルニットの特徴はこの編み目なのですが、こちらは模様が浮き出るような立体感となっています。
上で述べた通り生地はしっかりしつつ柔らかい。生地にこだわり続ける佐藤繊維さんだけあってさすがのクオリティだと思います。
リブの雰囲気はこんな感じ。腕と体でリブの太さは同じくらいです。
だいたい7㎝といったところ。
裏返すとこんな感じ。ホールガーメントではありません。
サイズ感をご紹介。
175cm、63kgの斉藤さん。が着用しているのは 46サイズ です。
この時点でちょうど良かったのですが、購入から数年して太った今でも問題なく着られています。
ローゲージのケーブルニットなので素肌で着たいと思わせるような滑らかさはありませんが着心地はいいです。強いていうと、着るときにケーブル部分に指が引っかかったりしますが、それだけ立体的ということでしょうか。
シルエットはスリムでかなりピッタリしています。個人的にはとても好きなシルエット。首周りのフィット感だけはあまり好みではありませんがこれは個人の趣味ですね。もう少しフィット感が強めの方が好みです。
991ローゲージニットを使ったコーディネート紹介。
1枚目はコートの下に着用、2枚目はスーツのインナーに着用、3枚目はハンティングジャケットのインナーに着用。多いのはコートの下に着るか、3枚目のような軽アウターのインナーに着るコーディネート。
ジャケットやスーツのインナーにも着られますが、ちょっと肩回りが窮屈になりがち。アームホールが大きめのジャケットであればそれなりに着られると思います。
コーディネートもいろいろ出来て楽しいですが何より暖かい。さすがキャメル×ウールで秋口はこれ1枚で十分です。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は991のローゲージタートルネックニットをご紹介しました。
とても良いニットで10年以上着ることが出来そうです。
問題が1点だけあって、ちょっと首周り(首と胴体の繋ぎ目)の耐久性が低いのか穴が開いてしまいました。これで2回目。またしばらくしたら直したいと思います。
ただ他には問題らしい問題はなし。毛玉もあまり出来ません。
穴が空いたら直せばいいだけですからね。寒い季節に映える、大人のカジュアルスタイルにピッタリなローゲージニット。今後もまだまだ愛用し続けたいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。