1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

伯父とウインザーノットとアルパチーノ。

皆さん、ネクタイの結び方は何ですか?

基本のプレーン?ウインザー?セミウインザー?ネクタイによって変える人が多いかもしれませんね。今回はネクタイの結び方を教えてくれた伯父とのお話し。

 

 

ネクタイの結び方を教えてくれた伯父。

父親から教えてもらう人が多いかもしれないネクタイですが、斉藤さん。伯父から学びました。この伯父はいわゆるプレイボーイのモテ男で、酒飲んでギャンブルやって女のところに転がり込む、そんな人でした。奥さんにも早々に三下り半を突き付けられ、子供にも会えなかった反動か斉藤さん。は非常に可愛がってもらいました。

男気があり、人懐っこい人だったので男女問わず好かれる人で、多くの友人がいる人でした。亡くなった時も多くの人が訪れましたがやたら女性率が高かった思い出です。

 

伯父エピソード①

斉藤さん。がお世話になったAさん曰く、

Aさん「俺が島※でパチンコしてたらよー、お前の伯父さんが隣に座っててな。話して意気投合したんだけど俺は明日大阪に帰るって言ったんだよ。そしたら…」

 

 伯父さん「んじゃ俺もいくわ」

 

Aさん「とか言ってネタかと思ったら本当に来てそのまま一緒に大阪に行ったんだよ。そのまま1か月俺んとこにいてその後は女のところに行った。お前の伯父さんすげーよ。リアル寅さんだぞ。」

※伯父もAさんも沖縄周辺の島出身。

 

伯父エピソード②

伯父がいきなり坊主になっていて何事かと聞いてみたら

「俺の飲み仲間の若いのが酔っ払ってヤクザと揉めてな。仕方がないから俺が頭丸めて許してもらったんだよ。いやー、参った。」

 

バイオレンス過ぎるだろ。

 

ちなみにAさん曰く、伯父は〇岩では人気者で夜のお店では「顔」だと言ってました。さすがに眉唾だと思っていますが。

 

伯父とウィンザーノット。

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斉藤さん。が就職したときに伯父が真っ先に教えてくれたのがネクタイの結び方。

「この結び方が一番カッコいいんだ」

と言って教えてくれたのがウインザーノットでした。

ちなみに斉藤さん。はその後数年間ネクタイの結び方はウインザーノットしかない思っていました。当時はスーツやネクタイに興味がなかったんですよね。

今でもウインザーノットは良くしますし、そのたびに伯父を思い出します。

きっと息子に教えるときもウインザーノットを教えると思います。

 

ウインザーノットとアルパチーノ。

名優アルパチーノが初めてアカデミー主演男優賞を受賞した作品をご存知でしょうか?ゴッドファーザー?違うんです。

1992年の「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」という作品です。

有名な映画ですので知ってる方も多いかと思いますが、知らない方は是非一度見ていただきたい。素晴らしい映画です。

特にアルパチーノの演技は素晴らしく、生まれて初めて演技に注目しすぎて字幕を見逃した作品です。後にも先にもこの作品だけですね。

この作品の中で盲目のアルパチーノが高級娼婦の元に行く際に主人公のチャーリーに確認するんです「ネクタイはウインザーノットになっているか?」って。

カッコいいシーンです。

 

今回はウインザーノットにまつわる思い出を語らせていただきました。

年を取るとこういった思い出が大切に思えてくるんですよね。何の参考にもならない記事ですいません。