今回は時事ネタ。ファッションニュースを読んでの感想です。愛用している100年コートを生み出した三陽商会についての記事があったのでご紹介。
やっぱり今期も苦戦しているようですね‥。興味がある方は是非。
元記事はコチラをご覧ください。
記事を読むのが面倒な方もいるかと思うので簡単にご紹介しますと‥
- バーバリーロスが続いて3期連続の赤字が濃厚
- ネット通販&直営店の強化を成長の肝として挙げたがダメだった
- 全社員の4分の1にあたる250人の希望退職を実施してコスト削減
- 不振を踏まえて下期は広告宣伝費を追加投入していくようだが、商品そのものの強化は見えづらい
こんな感じです。
以下は引用ですが、おそらく筆者が一番言いたかったことは最後に書かれていることではないかなと。
「ほんとうにいいものをつくろう」を経営理念に掲げる三陽商会。バーバリーという金看板を失っても、長年使い続けられる品質やデザインを兼ね備えた商品づくりを強みとしてきた。黒字化という命題に目を奪われるばかりに、ものづくりを支える地盤が弱まっては本末転倒だ。
記事の感想はコチラ。
実は今年の頭にも取り上げた話題で、当初は黒字になる目途がついた!という内容だったんです。それが蓋を開けてみると残念な結果になってしまったと。
上の過去記事でも書いているんですが『マッキントッシュ』がバーバリーになることはないと思っています。どれだけ育てても。
あと、ネット通販に力を入れるても難しい気がするんですよね。正直Amazonや楽天、ZOZOTOWNではなく「SANYO iStore」で購入するか?と言われると‥100年コートのような大物は出来れば試着したいでしょうし。
何より新しいアカウントを作るって結構敷居が高いと思うんです。オンラインショッピングサイト過多というかアカウント一杯作ると何が何だかという状況になりがちだし、情報入力も面倒くさいし。アカウント登録の時点で本当に欲しいものがないとやらないですね。まず、既存のAmazonや楽天で探しちゃいます。
「ほんとうにいいものをつくろう」
この経営理念は素晴らしいと思いますし、その理念から生み出されたのが「100年コート」だと思うんです。
先日100年コートのインタビューを受けた際、三陽商会の宣伝グループの方からお話しを伺うチャンスがあったんですが、 「ほんとうにいいものをつくろう」という経営理念はちゃんと生きていると感じたんですよね。
だからこそ100年コートのような自社ブランドに期待したい。もっと引き出しがあると思うのでバンバンやってほしい。「20年ニット」とか、「30年ジャケット」とかそんなこと出来ませんかね?期待しているんですけれども。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は気になるファッションニュースを取り上げてみました。皆様はどう思われましたか?バーバリーショックから復活を果たすはずだった三陽商会ですが、今期も残念ながら厳しい状況のようです。
本当に頑張って欲しいものですね。
今回は以上です。ありがとうございました。