今回はダブルジャケットの着こなしについてです。ダブルのジャケットをお持ちでないという方も多いかと思いますが、実際に自分が着るならどちらがお好みでしょうか?
ダブルブレストのジャケットはお持ちでしょうか?
お持ちの方は結構少ないのではないでしょうか。年齢制限があるイメージを持たれてたり、職業的にNGだったりと、敬遠されがちな印象があります。
斉藤さん。も実はあまり持っていなくて、スーツ・ジャケット合わせて20着ある内の3着のみです。
そんなダブルのジャケットの着こなしを正当に着るのか、それとも着崩すのか。
皆様のお好みはどっち?
そしてダブルブレストってどういう人におすすめなのか?を勝手に述べてみたいと思います。
あなたは正当派?着崩す派?
凄いテクニックじゃなくてごめんなさい。
ダブルブレストのボタンをどこで留めるのか、というお話しです。
写真の左が正当な着こなしで「真ん中1つ掛け」、右は着崩した着こなしで「下1つ掛け」となっています。
やっぱりだいぶ雰囲気は変わりますよね。
見てわかる通り、明らかに『仕様』としては「下1つ掛け」は想定していませんよね。変なシワが寄ってるし、ウエストの絞りも甘くなってます。
ただ、これが着崩すってことでもあります。よくイタリアのカッコいいオヤジがやっているイメージの着こなし。
これを味と捉えるか、だらしないと捉えるか。どうでしょうか。
こっちはダブルのブレザー。
生地がデニムなのでシワの出方がわかりやすいかと思います。
「真ん中1つ掛け」だと、ウエストがグッと絞られるようなシワの入り方ですが、「下1つ掛け」だと生地が斜めに引っ張られているようなシワです。
斉藤さん。はどう着こなす?
斉藤さん。は「真ん中1つ掛け」の正当派です。「下1つ掛け」はやったことがありません。勘違いして欲しくないのは、やっている方を否定する気は全くないということ。
単純に個人的な趣味によるものです。
個人的にダブルブレストの良さというのが、ウエストの絞られ方だと思っているので、正当な「真ん中1つ掛け」の方が好きです。
ちょっと注意して欲しいのは、「下1つ掛け」は崩しであるがために、誤解を受けやすいということ。あえてやっているのか、それとも間違っているのかわかり難い。
職場で「お前それ間違ってるぞ」と言われかねません。
ダブルブレストのジャケットに挑戦するには?
基本的にはシングルブレストをおすすめします。
それではどういう方にダブルをおすすめするのか?
まずは年齢。
若くても20代後半からですよね。もちろんその方の容姿にもよりますが、若いとちょっと似合いにくいアイテムだと思います。
男は加齢とともに似合うようになるアイテムもあれば、若いころにしか着られないアイテムもあります。ダブルブレストのジャケットは、加齢とともに似合うようになるアイテムの代表格かなと。
日本人は幼い顔立ちの方が多いので、どうしてもある程度の年齢にならないと似合いにくい。
次に職種や職場、ご自身のポジション。
ダブルブレストのジャケットが悪いわけではないのですが、やっぱりイメージというのがありますよね。ダブルブレストについて、「偉そう」とか「気取ってる」と思う人はいますよね。
これは服に対する知識の無さから来るものだと思うのですが、そういうイメージを一気に変えることは難しい。
ビジネスで着用するのであれば周囲の理解を得られるか?が必要です。
この2つがクリアできる方にとてもおすすめなのがダブルブレストのジャケットとなります。やっぱりシングルとは違った魅力がありますからね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はダブルジャケットの着こなしについてと、ダブルへの挑戦にあたって気を付けることについてでした。
ダブルはやっぱりいいですよね。着てても毎回新鮮に感じるし、着こなしが楽しいと感じられるアイテムです。
是非皆様もダブルブレストのジャケットに挑戦してみてください。
最近、インスタに英語でよくわからないメッセージが来ます。訳すとアンバサダーになりませんか?みたいな内容なんですが、どう考えても胡散臭い。大してフォロワーもいないので騙されるんじゃないかと思ってスルーしてます。
同じような方いますか?
今回は以上です。ありがとうございました。