今回は良いニットの条件を考えました。ニットが好きではないという方も1枚は所有しているであろう、ワードローブに必携のアイテムであるニット。良いニットってどんなニットなのでしょうか?
皆さんはニットはお好きですか?
斉藤さん。は大好きです。
毎年のようにニットを購入しているのでワードローブがニットで溢れています。
そんなニットですが高いものも安いものもあります。
この価格の違いって何でしょうか?
手編み?大量生産?生地?ブランド料?もちろんこれらを総合して価格は決まってくるのでしょう。
では良いニットの条件ってなんでしょうか?
素人目線でわかりやすく良いニットの条件を考えてみました。
皆様はどう思われますでしょうか?
高額だから良いニットなのか?
高額なニットは良いニットである。
これは基本的に成り立つと考えて良いです。
ただ安いニットでも高額なニットに迫るようなものがあります。
それがユニクロ。
ユニクロで買えるメリノウールで作られたニットは3,000円程度。サステナブルな観点は置いておいて、これはユニクロにしか出来ない価格設定です。
他のメーカー、ブランドが作ったら安くても1万円弱はするでしょう。
実際に斉藤さん。の手元には、イタリア製のインポートのニットで12,000円程度のものがありますが、ユニクロの3,000円程度のニットに勝てているとは思えません。
某ニットブランドの方と話をしたことがあります。
「ユニクロさんには勝てない。だからうちはユニクロさんと違うステージで勝負するんです。」
この言葉の意味はコスパではユニクロには勝てない、だからよりハイエンドなニットで勝負をするということ。
つまりこれはもっと良いニットを作れるということでもあります。
良いニットの条件とは?
あくまで素人の考えです。体験談です。
でもお店の方に聞いても明確な答えをもらったことがありません。
何度か聞いたことがあるんですけどね。
そのときの回答も踏まえて考えてみました。
伸縮性がある。
ニットって伸びますよね。当たり前ですが。
この伸びが重要で、着心地に直結する部分となります。
そのため化学繊維を少量入れてストレッチを利かせたニットもあります。
実は「縮」の部分も大事で、良いニットはコシがあるというか伸びてもしっかりシルエットを維持します。質が悪いニットだとデローンと伸びてしまいがち。
生地が良い。
ここは誰でもわかるところですよね。
だいたい価格に直結します(笑)
高額なニットは生地に良いものを使用しています。
わかりやすいものでいえばカシミヤ。しかも上質な。あとありがちなのはシルク×カシミヤというもの。
ウールでもカシミヤよりも繊維が細いものもあり、こういう特別な生地を使って編まれたニットは肌触りも良く、着心地も良いです。
パターンが体に合っている。
実はこれって見落とされがちなのですが、ニットのパターンは大事。
ニットは伸びることもあって気にしない人が多いですよね。
でも実はかなり違いがあって、それは着比べると顕著です。
斉藤さん。の場合、ジョンスメドレーの定番『CHERWELL(チャーウェル)』はあまり合いませんでした。やはり日本人向けに作っているニットの方が体に合うことが多いと感じています。
勘違いして欲しくないのはジョンスメドレーのクオリティはとても高いということ。
ニットの編み方!手編み?無縫製?
ニットには手編みの物もあります。
ぬくもりがあって良いのですが、これは着心地に影響するものではないです。
マシンで編まれたものは端正な美しさがありますが、手編みは不揃いだからこそ味がある、そんなニットです。どちらを選ぶかは趣味ですね。
あと有名なのが無縫製。
これはマシンメイドの極致のようなニットになります。
編み目がない、または極端に減らしたニットで、素肌で着た時に当たりがなくとても着心地がいいのが特徴。
肌が敏感な方にはとてもおススメです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は良いニットの条件をニット好きの素人がまとめてみました。
どの条件も難しくはなかったと思いますので少しでも参考になれば幸いです。
ニットってあまり難しく考えない方がいいですよ。
実は斉藤さん。もニットが好きなので、良いニットってどんなのだろう?って考えてきたし、お店の方に伺ったこともあります。
その結果、今回紹介した3つに集約されました。
難しく考えずに試着をすることをおススメします。
ハイエンドなニットも良いですが、ユニクロのニットも良いですよ。
試着は無料で出来るのでユニクロのニットを着て試着に行ってみてください。
今回は以上です。ありがとうございました。