今回は面白い記事があったのでご紹介します。個人的には突っ込みどころが満載に感じましたが一理ある部分もあり面白かったです。スーツ好きは是非ご覧ください。
高根の花だったオーダースーツ。
昨今ではとても安価なオーダースーツ店が増えて身近になりましたね。
今回はそんなオーダースーツ、体に合わせたスーツがお洒落に見えないという趣旨の記事を拝見したのでご紹介します。
いろいろ突っ込みどころが満載なのですが頷ける部分もありました。
皆様がこの記事をご覧になってどう思うのか?
是非お聞かせ願いたいと思います。
記事の紹介はコチラ。
ちょっと長いですが是非一読していただきたいと思います。
いつもなら簡単なまとめをするのですが、今回はちょっと難しいというか‥突っ込みどころが満載過ぎます。オシャレファッションとかビジネスファッションとか言われても‥うーん。
これはわかりやすくするためにファッションという言葉を使っているのかな?
この記事を読んで思ったこと。
まず突っ込みどころの方から。
お金を出して一張羅のスーツを仕立てしたてたが全然着なかったという記述がありました。
そう決めて「ここぞという場面」が来るタイミングを待ち構えていました。でも「もっと大事な場面はある!」「雨が降りそうだから、汚れるしやめとこうかな」と、そんなことをしているうちに年月だけが過ぎていき、15年間で着たのはたった3回でした。
いや、着ようよ。
それはあなたの性格によるものだよ。
スーツも一張羅も悪くないよ。
これはテーラーに謝るべき。
なんというか、スーツに限らず服は着て靴は履くために存在しています。
家は住むためにあるし、食材は食べるためにあります。
一番の突っ込みどころは「体型に合わせたスーツほど、格好悪いものはない」という主張。
最後に服の概念を変えるお話をします。それは体に服を合わせている限り、見栄えは一向によくならないという事実。帯やひもを巻いて引っ張って縛って体にフィットさせていくのが、和装の着方ですが、洋装の場合はそもそもの構造が、服に体を合わせていくようにできているのです。
うん。うーん。
既成やパターンオーダーだと型紙があるので限界はある。
ただスーツというのは「男性をそうやってカッコよく見せるか?」というのを追求してきた服だと思っています。
例えばビスポークする際に太っている男性に対して「あなたはうちのスーツを着る資格がない」というのでしょうか。
どうやってその男性をカッコよく見せるのかを考えるのがプロの仕事でしょう。
そして「洋装は服に体を合わせる」という主張をされていますが、それだと特殊な体型の方は洋服を着なかったのでしょうか。
一理ある。
例えば前項で突っ込んでいますが理解できる部分もあるんです。
わかりやすいのがトラウザーズ。海外ブランドのトラウザーズを購入して丈を詰めるとシルエットが壊れることがあります。
というか日本人の場合、普通に丈を詰めると壊れることの方が多いかもしれません。
これは日本人が欧米人に比べて足が短いから起きます。想定以上に丈が短くなることでシルエットが壊れるということ。
おそらくこの記事の筆者はこういうことが言いたいのかなと。
そしてスーツ選びで重要なのは「サイズ感」だと書かれています。
これは全くその通り。
ただ、「少し大きめのサイズが自分にとってのジャストサイズだと思い込んでしまっている」これはどうでしょうか。
むしろ小さいサイズをジャストサイズを思い込んでいる人の方が多そうです。
とあるスタイリストはピチピチで極端なX皺が出ているジャケットを「ジャストサイズ」と言っていました。
セレクトショップに行ってもワンサイズ小さいものを進められることが多いですよね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は読んで面白かった記事をご紹介しました。
ブログを書いているとわかるのですが、文字数には制限があって全てを伝えられるわけではありません。この記事についても全て詰め込めたわけではないと思います。
そういう意味で揚げ足取りになっていたら申し訳ないと思います。
ただそれでも骨子が納得いかないと思いました。
体に合わせたスーツがダサいのではなく、体に合わせたスーツをカッコよく作れないテーラーがダメなだけだと思います。
吊るしのスーツじゃないんだぞと。
パターンオーダー店であっても難しいのであればそう言うべきでしょう。
出来もしないのに仕事を受けるのはいかがなものかと。
皆様は今回の記事を読んでどう思われましたか?
是非コメント欄から教えてくださいね。
今回は以上です。ありがとうございました。