今回は赤峰先生と行くイタリア旅行記の振り返り編です。いろいろと考えさせられる旅になりました。あとはこぼれ話とか。興味がある方だけご覧ください。
いいか、よく聞きなさい。
さいとうさーん!!じゃないのよ。
コメント欄の人、反省するように。
「これですか!斉藤さん。が撮影された動画!」これも。
しかしやっぱりちょっと手ブレしちゃってますね。
ユキちゃんの動画はandroid携帯で撮影しているのですが結構難しかった。この動画と既にアップ済みのコモ湖の動画を含めて4本撮りました。他の動画がボツになっていたら斉藤さん。のせい‥こわっ。
しかしこの動画アントニオさんが話しているところをカットしちゃっててもったいない。
ミケランジェロ広場まで歩きつつ考えたこと。
ポンテ・ヴェキオの2階には「ヴァザーリの回廊」があります。ヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿を繋げた長い回廊を一度歩いてみたいものです。
この日は集合時間を午後に設定してもらい1人で出歩いてました。
生憎の曇り空の中、ポンテ・ヴェキオを渡りつつミケランジェロ広場を目指して歩きます。
1人でフィレンツェの街並みを見ながら歩いているといろいろ考えてしまいます。赤峰先生がいうクラシック(暮らしっく)は、着ることだけでなく、「食べること住むこと」も含まれます。
そう考えるとイタリアという国は「食べること住むこと」についてはクラシックが根付いている国なんですよね。
もちろんマクドナルドや中華料理もありますが、あくまでベースは郷土料理でありカフェ。住むところだって好きな建物を建てていいわけじゃなありません。
コンビニだってないし、キリスト教圏なので日曜日には多くのお店が閉まっています。
しばらく歩いてミケランジェロ広場に。広場は丘になっているので坂道を歩きます。
結構歩くのでタクシーを使った方が楽ですが、フィレンツェの街並みを見ながら歩くのもおすすめです。朝なので気持ちが良かったですね。
曇っているのが残念ですが遠くには霧が出ていてこれはこれで。
話しを戻しますと、イタリアと比べて日本はどうなんだろう。
食べることに関しては問題ないでしょう。和食が根付いていますから。しかしながら「住むこと」については天と地ほどの差がありますよね。地方に行けば倉敷や京都のような景観の良い場所もありますが東京は‥。
服を着る、装いについてアントニオ・リヴェラーノ氏は「若者の装いが酷い」と嘆いていましたが、若者にはアメリカへの憧れとか流行への関心もあるのでしょう。実際、アメリカヴィンテージのお店は若い人が一杯いました。
そういえば英国フォックスブラザーズの社長であるダグラスコルドー氏も最近の若者の装いが酷いと言ってましたね。世界共通なのかも。
日本における洋装のクラシックはどうなるのか。
そんなことをずっと考えながら歩いていました。知名度がある人が適当なことを言って、そしてそれを真似する、正しいと思っているのが日本の現状。
難しいね。
そういえばナポリ的なジャケットはミラノ、フィレンツェでは全く見ませんでした。日本人が着てたくらいか。南イタリアにいけば増えるのかもしれませんが。
日本だと人気があるスタイルの1つですが、イタリアでは地域性があるのかもしれません。
イタリアでとても有名な方と赤峰先生の対談があったのですが、その有名な方が「スーツは奇をてらわず普通でいい。その方が長く着られるしエレガンテなんだ」と言っていました。
衝撃(笑撃)の出来事。
初日にアントニオ・リヴェラーノ氏にお会いしたときに、同行者の1人である女性がアントニオ・リヴェラーノ氏に言いました。
可愛いお鼻ですね。触らせていただいても良いですか?
その後本当に触らせてもらっていました。
アントニオ・リヴェラーノ氏も笑顔でした。
凄すぎて一生忘れられない出来事になりました(笑)
勝てない。勝ち負けじゃないけれども。
イタリアの良さ、日本の良さ。
イタリアって暖かい人が多いというか、それが普通というか。
例えばこんなことがありました。手持ちのキャッシュが少なくなったのでATMでキャッシングしようと思い、中の人が出てくるのを待ってました。中から出てきた人が一言「壊れていて使えなかったわ」と教えてくれました。
外で待っているのは言葉が通じるかもわからない外国人です。
他にもスーツケースを引いて歩いていたら、前から歩いてくる女性に危ないと言われて振り返ったら車がいたこともありました。工事の音が煩くて車の音が聞こえなかったんですよね。車も歩いている人にクラクションを鳴らさないんですよ。
じゃあ日本が良いところってどこだろう?って考えて真っ先に思い浮かぶのは安全性。
これはもう圧倒的だと思います。イタリアでは荷物から目を離すなとよく言われます。実際に電車で移動中に同行者の鞄が頭上の網棚から消えました。銀行ATMも店舗内にあるものを使うようにと言われます。24時間だけど夜は危ないとも。
やっぱり日本の安全性って凄いですよ。
あとは飲食費の安さ。日本はめちゃくちゃ安いよね。
イタリア滞在中はとにかく飲食費が高かった。もちろん美味しいものもありますが、量が多いし高すぎる。一番無難だったのがフィレンツェのナポリピッツァのお店で、マルゲリータで10€弱(1,400円)くらいでした。逆にこれより安く食べるのは無理じゃないかと。カフェでサンドイッチとコーヒー頼んでもこれより高いかも。
日本の外食って凄いと思った。
他にもティッシュやトイレットペーパーの質が良いとか、トイレの便座が暖かいとか、水が無料とか、細かいところで日本は良いところが一杯あると思いました。
フィレンツェで一押しのお店。
フィレンツェの予約が取れないお店「Sostanza」。
ここでロベルト・コリーナ氏と食事をさせていただきました。ミラノの「ラ・ラッテリア」に近い雰囲気で、気取らない”街の食堂”って感じでした。
鶏肉のバター煮。ここの名物料理なんだそう。
これはもう絶品でしたね。日本で食べられないのが残念です。
他にもオムレツなんかも美味しかった。思い出すと食べたくなりますね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は赤峰先生と行ったイタリア旅行について振り返ってみました。
もっとディープな話しとか、こちらに書けないような話はnoteでやりますので興味がある方はそちらもどうぞ。
土産話的なものは沢山ある‥と思うので、お会いする機会があればそこでお話しさせていただければ。しかし”旅行”って書いてますが、あまり旅行感はなかったな。
ゆっくり散策なんてしてないし、有名な観光地にも行けてません。毎日怒涛の様に過ぎていきました。もちろん赤峰先生に学ぶためにいったのでそれが正解なのですが、いずれ1人で行ってゆっくりと散策してみたいと思いました。
今回は以上です。ありがとうございました。