今回は気になるニュースのご紹介。ニュースを読んでどう思ったのか、を書くという緩い企画ですので興味がある方だけご覧ください。第7回目は「ファッションの仕組み」について。
アパレル、続々と「セール縮小」に動く納得の裏事情
まずはこちらの記事をご覧ください。
アパレル、続々と「セール縮小」に動く納得の裏事情 | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
この記事で紹介したいのはこの部分。とても端的にまとまっています。
服として店頭に並ぶ1年半ほど前に、トレンドセッターという職種が“トレンド情報”を作成して発信する。これは、社会の流れを背景に置きながら、色や素材の方向を情報としてまとめたものだ。
糸や布のメーカーは、これを使ってモノ作りを行い、約1年前にテキスタイル(布)の展示会が行われる。それを基にデザイナーは服を作り、約半年前にコレクションショーとして発表。ジャーナリストはそのコレクションショーについて、メディアを通じて「次のシーズンはこれ」といった情報を発信し、バイヤーは半年後に店頭に並ぶ服を買いつける。
ご存じの方も多いかと思いますが、こうやってファッションは作られています。
自然発生しているわけではなく、どうやって民衆を踊らせるか?がファッションというわけです。上の引用に付け加えるとするならば、この後にインフルエンサーやファッショニスタと言われる人たちが「これからはこんな感じだよね」とやるわけです。
否定の前に知ること。
斉藤さん。自身もファッション=トレンド=流行を追いかけていたことがある人間です。若い頃はやっぱりそれが楽しかったし、そういう人を否定もしません。
ただ理解して欲しいのは、ファッションのど真ん中というのは若い人の為にあるということ。そもそも年齢を重ねるごとに服への関心は減っていくというのが一般的な考え方。だから当然若者向けて発信されます。
クラシックファッションと呼ばれる、どちらかと言えばオッサン向けの”ファッション”では、若者向けのトレンドが過剰にならないように落とし込まれます。
クラシックファッションもファッションです。ノープリーツで股上の浅いトラウザーズが流行ったり、ツープリーツの股上が深いトラウザーズが流行ったり。
理解して楽しむのはあり。
ただ、それにはやっぱりお金がかかるのも事実なので覚悟が必要。
トラウザーズならともかく、ドロップショルダーのコートなんて買ったら大変ですよ。主に金額の面で。コートなんてやっぱり高いですからね。
クラシックスタイルで行くのであれば長く愛用できるデザインがおすすめです。
ちなみに上で例として挙げたノープリーツ、ツープリーツのトラウザーズはどちらもダメではありません。例えばブルックスブラザーズはずっとノープリーツのトラウザーズを作り続けてますしね。
要はトレンドに流されるのではなく、自分のスタイルの中でアイテムを購入するのが良いというお話しです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は第7回気になるファッションニュースをお送りしました。
今後も気になるニュースを見つけたらこんな感じで記事にしたいと思います。
紹介した記事については本筋ではないところを記事にさせていただきました。
本筋の部分もなかなか面白い内容だったので是非ご覧ください。
ファッション、トレンドアイテムというのはどうしても寿命が短いです。だからこそ楽しい部分もありますがお金がかかります。そこを理解して楽しむか、それともクラシックスタイルに移行するか。皆様はどちらでしょうか。
今回は以上です。ありがとうございました。