Brooks Brothers × RING JACKETによる「JAPAN TRAD」

今回は気になるアイテム紹介というか気になるコンセプト。好きなブランドどうしのコラボということでテンションが上がるものの‥。これはどうなんだ！？

基本的に1かゼロかで語るのは好きではなく、グラデーションがあると思うんですよ。例えば10段階評価で10と1なんて極端なことはほとんどなく、5がベースでプラスマイナスするといった感じですね。

しかしコラボアイテムは惹かれるものとがっかりするもの、自分の中で2極化します。まぁありていに言えば「あり」「なし」がはっきりするということ。

もちろん好みだと思いますが、魅力を打ち消してしまったらコラボの意味がないですからね。コラボアイテムじゃない方がいいと思ってしまったらコラボの意味がない。つまりゼロ。今回は好きなブランド2つのコラボ‥どうなる？

2024秋冬のカプセルコレクションとしてBEAMS西口修平氏をゲストエディターに迎えて「JAPAN TRAD」を展開しています。その中から特に気になったアイテムをいくつかご紹介します。

まずはこれでしょう！

ブルックスブラザーズのアイコンであるブレザー。しかもトラディショナルフィット（旧Madison）のど真ん中。生地がエスコリアルなのも驚きですが、一番はやはりRING JACKET製ということでしょう。

つまりBrooks Brothers × RING JACKETの好きなブランドコラボ。生地だって最高峰のエスコリアル。こんなのテンション上がるじゃないですか。価格も176,000円とかなり控えめになっています。

続いて五十嵐トラウザーズとのコラボトラウザーズ。

写真はブラックウォッチですが、グレーやベージュもラインナップされています。発売は9月中旬。

他にもシャツやネクタイがあっていずれも気になりますね。

基本はアメトラ、ブルックスブラザーズらしいアイテムを日本で有数のブランドとコラボすることで「JAPAN TRAD」として解釈をしたようです。

そのためブルックスブラザーズのアイコンであるブレザーやポロカラーシャツ、ネクタイだってもっとも人気のあるレップタイがラインナップされています。

まずコラボとしてはとても面白いというか、惹かれる人が多いと思います。このあたりは西口氏の目の付け所はさすがとしか言いようがない。実際斉藤さん。もいくつか欲しいと思うアイテムがあります。

しかしこれが「JAPAN TRAD」と言われてしまうと‥？

アメトラに日本のエッセンスを入れると「JAPAN TRAD」なのでしょうか。

戦後復興とか、日本人のアメリカ好きを考えると間違ってはいないのかもしれませんが‥微妙に納得しかねるものがあります。魔改造とも言われる改良が日本の良さだと思いますが‥これをそう呼べるかと考えるとちょっと納得がきません。もっともこんなことを思うのは斉藤さん。だけかもしれませんが。

いや、カッコいいんですよ。間違いなく。

ただブルックスブラザーズの良さって「マシンメイド」にあると思っているところがあって、リングヂャケットらしいマニカカミーチャはどうなのかと。

何度も言いますがカッコいいと思うんです。ただなんかモヤモヤするので1度実際に見てみたいものです。ブルックスブラザーズらしくなく、リングヂャケットらしくない。一見コラボらしいコラボなのですがそもそも相性が‥？

いかがだったでしょうか。

今回は「Brooks Brothers × RING JACKET」という気になるコラボをご紹介しました。本当は気になるニュースとして紹介しようかと思ったのですが、書きたいことが多かったのでこれ1本で記事にしました。

特にブレザーはカッコいいと思いつつ違和感も凄いなと。シャツはかなりマイルドというかブルックスブラザーズって感じに思いました。あとはトラウザーズが気になりますね。

今回は以上です。ありがとうございました。

1978 －アラフォーからの一生モノ探しー