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最上級のネクタイ!Angelo Fusco(アンジェロ・フスコ)レビュー。

今回は人生初の”セッテピエゲ”ことアンジェロ・フスコをご紹介。知名度はそこまで高くないかもしれませんが最高峰のネクタイを作っているブランド。是非ご覧ください。

 

39歳の誕生日に嫁様からもらったのが今回紹介するAngelo Fusco(アンジェロ・フスコ)のネクタイ。

誕生日は何が欲しいのか聞かれたので以下の条件を出していたんですよね。

  • セッテピエゲのネクタイ
  • 色はネイビー
  • 柄は小紋柄か無地

嫁様はとても悩んだそうです。

斉藤さん。がクソ面倒くさい旦那なので満足させる逸品を探しに探したそうです。ついてになんとか鼻を明かしてやろうとかなんとか。

その結果アンジェロフスコを知らなかった斉藤さん。は見事に鼻を明かされました。

 

 

Angelo Fusco (アンジェロ・フスコ)って?

形成外科医だったアンジェロ・フスコ氏が趣味で自分の理想のネクタイを作っていたら大人気となってしまい、気が付いたら世界最高と言われるようになってしまったというブランドです。

2000年にお店を構えて、その翌年にあった2001年のG8で各国首脳への贈り物として選ばれています。

 

縫製は全て手縫いで柄はプリントはせずに全てジャガード織りと、アンジェロ・フスコ氏のこだわりが詰まったネクタイです。当然生地にも非常にこだわっていて、一流の生地で一流のネクタイを作ることでブランドとしての地位を確立しました。

Marinella (マリネッラ)や、TIE YOUR TIE (タイユアタイ)ほどの知名度は日本ではありませんが、現在世界最高とも言われているブランドです。

 

Angelo Fusco(アンジェロ・フスコ)のネクタイをレビュー!

 

ネイビーの小紋柄。使いやすいネクタイといえばネイビー、そして小紋柄かドットが定番ですよね。つまりもっとも使いやすいネクタイの1つということ。

実際、ネイビーのスーツはもちろん、グレーやブラウンのスーツにも合うので鉄板です。斉藤さん。が所有しているネクタイでもTOP3に入るくらい使いやすい。

 

後ほど締めたところもご覧いただきますが、とても締めやすいしディンプルも作りやすい。セッテピエゲ(7回折り)のネクタイは、このネクタイの後に数本購入しましたが、仕様によって締めやすさは全然違います。

 

特に芯地の有無は締め心地に大きな影響を与えるポイントですが、今回紹介するアンジェロ・フスコは芯地があるタイプのもの。一般的なネクタイは芯地があると思っていただければイメージが沸くかもしれません。

 

 

ブランド紹介にも書いた通り、アンジェロ・フスコは全て手縫い。

手縫い感を全面に出すようなネクタイではないものの、全体的に”ふんわり”手縫い感が感じられます。手縫いのネクタイって角が少ないというか柔らかいんですよ。

 

大剣の幅はだいたい8.0㎝~8.5㎝なので太くも細くもない、標準的な太さです。

ネクタイの長さは152㎝くらい。これはちょっと長めになるかと思います。175㎝の斉藤さん。が締めた場合に小剣の方が長くなります。(これはこれであり)

 

そもそもセッテピエゲとは?

 

説明が遅れましたがセッテピエゲというのは「7つ折」という意味で、大剣後ろ側を7つ織りにする製法です。通常のネクタイに比べて2倍以上のシルクが必要になるので高額になりがちです。

ただ高額なだけかというとそんなことはなく、締め心地や締めた後のふんわりとした雰囲気が多くの人に愛されています。

また、セッテピエゲの仕様はブランドによってマチマチで織られ方も様々。これがセッテピエゲという正解はありません。

 
ちなみにアンジェロ・フスコにはディエチピエゲ(10折)、ドーディチピエゲ(12折)も作られていて値段も異なります。当然セッテピエゲよりも使う生地の分量が増えるため高額です。
斉藤さん。も他ブランドになりますがディエチピエゲは所有していますが、セッテピエゲとそこまで大きな違いは感じませんでした。
 

着用するとこんな感じ。

 

いかがでしょうか。

といっても特段注意するポイントはなく、白シャツにもストライプのシャツにも合います。使いやすい小紋柄ならではですね。

ご覧のようにディンプルはしっかり作れますし、作る難易度も低いのでおすすめ。ネクタイによっては作り難いものもありますからね。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はAngelo Fusco(アンジェロ・フスコ)のネクタイをご紹介しました。

一言でいえば「素晴らしいネクタイ」となります。50本くらいネクタイを所有していますが、上位3本に入るくらい良いネクタイだと思います。

 

服もそうですがネクタイも実用品です。

締めやすさやノットやディンプルの作りやすさ、そして当然締めたときに美しいか。高額なネクタイですがとても満足度の高い1本です。

もちろん最終的には締める人の”好み”になりますが。

 

高額なネクタイなので万人におすすめはしませんが、興味がある方は是非検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。