本当は昨日アップしようとしたスーツ紹介。
今回は麻布テーラーで仕立てたリネン100%のスーツをご紹介します。
リネン100%のスーツってなかなか無いと思うので是非ご覧ください。
麻布テーラーの過去記事はコチラ。
興味がある方は是非ご覧ください。
スーツを仕立てるなら意味を持たせよう!
最近、麻布テーラーの記事にアクセスが多く集まっています。
それだけオーダースーツに対する関心が高まっているのだと思います。
「値段も高くないし、体に合ったスーツが欲しい」
立派な理由です。
ただ、もう1つ「オーダーじゃないとダメ」って理由があったらきっと仕立てたスーツに対する思い入れは深くなると思います。
今回紹介するスーツは「リネン100%」ここが仕立てた理由です。
リネン100%のジャケットはあってもスーツってなかなか無いんです。
無いなら作ってしまえ、てことで仕立てました。
リネン100%のスーツの紹介はコチラ。
仕立てたのは2016年頃なので2年ほど前になります。
ホーランドシェリーのリネン100%ということでかなりお高かった記憶があります。うろ覚えですが14万円くらいだったかと。
ダブルにハマっていた時期、かつブラウンが好きになってきた時期ということで当時の趣味が100%反映されたスーツです。
英国式のスーツが好きだし、ダブルのスーツと言えばピークドラペルですよね、ってのもありますね。
仕立てたスーツは当時の好みとかがわかって面白いですね。
ただ、こちらのスーツはもちろん気に入っているのですが、生地見本ではもっと暗いブラウンという認識でした。
出来上がりは思いの外暗くなかったのでそこはちょっと不満があります。
春夏用の生地といえばリネン、みたいなイメージがありますがぶっちゃけ涼しい生地ではないです。
このスーツも目付が300gを超えている生地ということもあって全く涼しくはありません。
ただ、リネンのシャリっとした生地感が清涼感を感じさせてくれるというか、春夏向きの生地であることを感じさせてくれるのは事実です。
なぜリネン100%のスーツは少ないのか?
「日本人の大多数はシワが嫌いだから」
おそらく、というか想像ですがこれじゃないかと。
ジャケットもそうですが、トラウザーズは殊更シワが酷いことになります。
そしてリネンのシワは基本的に取れません。
クリーニングに出してもシワがない状態にはならないです。
シワを忌避した結果、売れない、だから作らない。
あくまで予想ですが、大きく外れていないんじゃないかと。
数回着用したこちらのスーツがどうなるのか、は次回紹介します。
ちなみに今回の写真は『シワ取りスプレー+スチーマー』後です。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は麻布テーラーで仕立てたリネン100%のスーツを紹介しました。
次回はリネンスーツのシワはこれくらい、ってのを紹介しますね。
その後に着こなしを紹介しようと考えています。
リネンは大好きな生地です。
シワが酷いので人を選ぶ生地かもしれませんが、シワも愛せるのであれば是非検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。ありがとうございました。