今回はハリスツイードのスーツをご紹介します。真冬でもコート不要の極暖スーツ、値段から着こなしまで全て紹介します!
- 麻布テーラー関連記事はコチラ。
- 麻布テーラーでオーダーした理由。
- Harris Tweed(ハリスツイード)ってどんな生地?
- ハリスツイードのスーツ紹介はコチラ。
- ハリスツイードのスーツ良いところ&悪いところ
- オーダー内容の失敗ポイントはコチラ。
- 着こなしはコチラ。
麻布テーラー関連記事はコチラ。
オーダーに興味がある方は是非ご覧ください。
麻布テーラーでオーダーした理由。
ツイード、できればハリスツイードのスーツが欲しいと思ったんですがなかなか売ってないんです。ジャケットはあるけどスーツではない、これには理由があるんですがそれは後程。
売られていないのであれば作るしかないじゃない。
っということで初めに伊勢丹に行ったんですが、三つ揃えが欲しいと伝えると国産のツイード生地で20万円からと言われて頓挫。昔、同僚がスーツは麻布テーラーで作っていると言っていたことを思い出したので行ってみたわけです。
ツイード生地で三つ揃えのスーツは8万円くらいから作れると聞いて、生地をいろいろ見比べるとやはりハリスツイードが頭一つ抜けて良いんです。
生地の厚みとかはやっぱり違うんですよね。軽めのツイードが良いと言う方もいるかと思いますが、斉藤さん。が欲しいのはガチガチのツイード生地を使用したスーツ。お値段を聞くと14万円ほどになるとのこと。(オプションなしの価格です)
最終的にHOLLAND & SHERRY(ホーランド&シェリー)のハリスツイードを選びました。
Harris Tweed(ハリスツイード)ってどんな生地?
以下、Wikiからの引用です。
ハリスツイード(Harris Tweed)はスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島発祥のツイード生地。ヴァージンウールを使用して、島内で染色、紡績をし、職人の自宅で手織り(厳密に言うと人力織機を使用)されている。そしてハリスツイード協会によって決められた厳しい基準をクリアしたもののみハリスツイードと認められる。また認められたもののみオーブの商標が与えられる
HOLLAND & SHERRY(ホーランド&シェリー)のハリスツイード?
これちょっとわかり難いですよね。
ホーランドシェリーというのは服地商社(マーチャント)で、ハリスツイードが服地製造業者(ミル)って感じです。
今回の斉藤さん。がチョイスした生地は、ホーランドシェリーというプロデューサーがハリスツイードに依頼して作らせた生地ってイメージですかね。
ハリスツイードのスーツ紹介はコチラ。
ジャケット
まずはジャケットの紹介ですが、相変わらず写真がイマイチですいません。部屋の光度が低いのでなかなか難しい。
ハリスツイードという英国を代表する生地ということで英国スタイルのスーツでお願いしました。
このチェンジポケットなんかは英国スタイル!って感じですよね。
実は店員さんには止められたんですよね。ジャケット単品遣いが難しくなるのでチェンジポケットは止めた方がいいのではと。
ただ、自分のイメージとしてはあった方が雰囲気が出ると思ったので付けてもらいました。飾りではなくてちゃんとポケットになっています。
こちらもこだわりポイントでお願いした本切羽。
ボタンを開けることは基本的にないんですがこれも自分の中のこだわりです。
襟裏はこんな感じになっています。
ここは特に注文していないのでこれがスタンダードな仕上げってことなんだと思います。
ジレ(ウエストコート)
ジレはショールカラーのダブルでお願いしました。
シングルジャケットにダブルのジレを合わせるのが好きです。
ここでのこだわりポイントは裏地が共地になってること。ジレの裏地って普通はキュプラとかなんですが、単品使いを考えると断然共地です。
まぁ単品使いしたことありませんが。
いや、いいんです。オーダーする以上はこだわらないと!
ハリスツイードのスーツ良いところ&悪いところ
まず良いところは圧倒的に温かい。東京だとコートは一切不要です。
あとはツイード生地独特の雰囲気もとても気に入っています。
生地の耐久性は高く一生着ることが可能だと思います。
ただ、残念ながら悪いところもいくつかあります。
- お値段が高い。こだわったせいもあって税込みで18万円超。
- 屋内で暑いことが…満員電車とか。
あと、もう1つ問題なのはトラウザーズはどこかで膝が抜けてしまうであろうということ。わかりにくいかもしれませんが、立った状態で膝の部分だけ出っ張っちゃってるイメージです。
他に賛否がわかれそうなところは以下でしょうか。
- 目付520g?530g?くらいあるので重い
- 耐久性は高い(一生モノ)が馴染むまでが長く固い
オーダー内容の失敗ポイントはコチラ。
このプラスチックボタンがイマイチ過ぎた。やっぱり水牛にするべきだった。
ここはケチったわけではなく、ボタン単品で見るとスーツに合いそうだったんです。実際に有料仕様のボタン(焼かれた雰囲気のボタン)を選んだわけで。
全体で見ると生地の重厚感に対してこのプラスチックボタンが負けて浮いちゃうんですよ。いつか、たぶん裏地がダメになったくらいでボタンも取り換え用と考えています。
着こなしはコチラ。
普通のビジネススタイルです。雰囲気は伝わるかと思います。
ネクタイは未紹介ですがCOCONというブランドで、ベルトは長澤ベルトです。
こんな感じで電車に乗っています。
右手はスマホを持つのでグローブは胸ポケットにINしています。
これが一番失くさない。
ストールはコロンボ、グローブはカリディです。
今回は以上です。ありがとうございました。