前回はRING JACKET(リングヂャケット)の魅力について語らせていただきました。今回はBrooksBrothers(ブルックスブラザーズ)について語ります。何が優れているのか?是非ご覧ください。
ブルックスブラザーズ。ファッションに興味がない人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。紳士服において英国、イタリア、アメリカといえば「3大」と言われる国々ですが、アメリカを代表するのがブルックスブラザーズです。
200年を超える歴史を誇るブランドで、歴代アメリカ大統領のほとんどが愛したブランドでもあります。
2020年にコロナショックで米ブルックスブラザーズが経営破綻。
そんな今だからこそブルックスブラザーズの魅力について語りたい。なぜブルックスブラザーズを愛用するのか。
魅力① コストパフォーマンス。
ブルックスブラザーズというブランドは、誤解を恐れずにいうなら最高品質のアイテムを作っているわけではありません。
スーツやジャケットはビスポークが基本という世の中において、真っ先に大量生産を開始したのがブルックスブラザーズです。
大量生産にコストダウン、それでもうちのスーツやジャケットは良いものだと、当時は店頭でジャケットを裏返して平置きして販売したそうです。
「最高品質の商品だけをつくり取り扱うこと」
ブルックスブラザーズが誇るフィロソフィーですが、現実的には手が届く最高品質のものを手が届く価格でという感じでしょうか。
昨今ではブルックスブラザーズ も中国製がほとんどですが、ブルックスブラザーズらしさは失われていません。
やたら耐久性の高いアイテムを一般人が買える価格で実現しています。ブルックスブラザーズというブランドにおいて生産国は関係ありません。もともとが大量生産を真っ先に始めたブランドです。むしろそれこそが高コスパを実現してくれているのです。
魅力② アメトラ。
ブルックスブラザーズといえばアメトラ。
アメトラといえばブルックスブラザーズ。
ブルックスブラザーズほどアメトラを忠実にやっているブランドを知りません。アメリカで有名なブランドといえば、ポールスチュアートやラルフローレン等いろいろありますが、アメトラといえばブルックスブラザーズではないでしょうか。
ポールスチュアートは良くも悪くもアメトラ感の少ないブランドになってますし、ラルフローレンはアメトラをラルフローレン氏が自己流に解釈したブランドといったイメージ。
現代においてコテコテのアメトラをやり続けているのはブルックスブラザーズくらいです。誤解を恐れずにいうならこのダサカッコイイ雰囲気こそがブルックスブラザーズの味だと思います。
魅力③ 変わらないこと。
トレンドを追いかけてどんどん変わっていくブランドが大半を占める中で、ブルックスブラザーズは「古典」を守り続けているブランドです。
老舗とはかくあるべし。
といったこだわりを感じさせてくれますよね。父に譲ってもらったブレザーがダメになった。同じものが欲しいと思ったときにちゃんと答えてくれる。
そんな安心感があるのがブルックスブラザーズです。
「いやー、この型はもうやってないんですよねー。最新型はこうなんですよー。」ということがないって素晴らしくないですか?
変わり続けることの魅力というのもあると思いますが、変わらないことの魅力や安心感ってありますよね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は大好きなブランドである「ブルックスブラザーズ」の魅力について語ってみました。
経営破綻してしまった米ブルックスブラザーズ、苦しい状況であることが想像できる日ブルックスブラザーズへの愛をこめて。
日本で購入できるブルックスブラザーズって独特の魅力があるんですよ。ちゃんと日本の気候や気質といったものを考えて作っていますよね。
それでいて米ブルックスブラザーズのアイテムも購入出来る。本当にありがたい環境だと思います。
先日も多くの店舗の閉店が発表されましたが、なんとか頑張って欲しいと思います。
クオリティを落とさず、価格を上げずに頑張って欲しい。
今回は以上です。ありがとうございました。