近年ではSNSなど手軽にカッコいいコーディネート、スタイルをチェックできるようになりました。今回は参考になるのか?そして参考にするときの注意点は?という内容です。興味がある方はご覧ください。
近年では個人が手軽に情報を発信できるようになりました。
昔であれば「カッコいい人」を探すのはテレビや映画、雑誌等のメディアが定番でしたが、今ではスマホ1つあればインスタグラム等で簡単に探せます。
憧れの人をフォローして毎日チェックしている方も多いのではないでしょうか。
ただ、個人的に思うことは「カッコいい人」と「真似できる人」はイコールではないということ。なるべく具体的に理由を書きますのでご覧ください。
ウェルドレッサーって何だ?
知らない人は知らないですよね。
正直なところ結構あいまいな言葉だと感じています。
いろいろ調べた中でしっくりくるのはウェルドレッサー=上品に装う「粋」な人といった感じでしょうか。
ファッショニスタが最先端のファッションを追い求める著名人だとすると、ウェルドレッサーはクラシックよりなスタイルをする著名人を指すのかなと。
一見相反しそうなファッショニスタ、ウェルドレッサーですが、両方を兼ねているような方もいるようです。(どちらでも代表例として扱われる人)
日本にありがちな、海外の言葉を輸入したけど本来の意味があいまいになってしまっているような。カタカナ言葉にありがちです。
ウェルドレッサーへの憧れと罠。
世界が注目する|日本のウェルドレッサー | THE RAKE JAPAN | The Modern Voice of Classic Elegance
「THE RAKE JAPAN」という雑誌で紹介されているとても有名なお二方を例にご紹介します。
中村達也さん
出典:https://www.beams.co.jp/company/pressrelease/detail/445
画像左の方が中村さん。
BEAMS(ビームス)のディレクターをされている方でとても有名ですよね。
メディアへの露出も多く、ジャケットやスーツをいつも着ているイメージです。
鴨志田康人さん
https://www.paulstuart.jp/special/detail.php?news_id=45
ユナイテッドアローズをやられていた方で、現在はポールスチュアートのディレクターをやられているのかな?(あいまいです)
鴨志田さんもメディアへの露出が多い方だし、ご存知の方も多いかと思います。
このお二方のスタイルを「カッコいいな」と思ったことがある方は、そのイメージを頭に浮かべてください。またはあまりご存知ない方は、以下のインスタをご覧になって好みのスタイルのものを探してください。
中村達也さん:https://www.instagram.com/beams_nakamura/?hl=ja
鴨志田康人さん:https://www.instagram.com/kamoshita/
それでは自分に置き換えてみて下さい。
そのイメージ、画像のスタイルは自分に置き換えても似合いますか?
似合うのは難しいことが多いと思います。
これこそ罠なんですね。
ウェルドレッサーの真似をすると罠にはまるのは何故?
紹介したお二方だけではないのですが、だいたいの「ウェルドレッサー」と呼ばれる方たちの装いは「ひねりを利かせている」から真似が難しい。
要するにスタンダードではなく、崩した装いをしているんですね。
師匠である赤峰先生から口を酸っぱくして言われたのが「まずは楷書体を学びなさい」ということ。楷書体が書けない人には文字を崩すことはできないんだと。
なので安易に真似をしようとすると自分には合わないということになります。
中にはウェルドレッサーの方が、自分流に崩したものをそのまま真似ることが出来ることもあるかもしれません。でも基本的には難しいと思います。だいたい「なんか違う」となるかなと。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はウェルドレッサーを真似ることで陥る罠についてでした。
真似るときに注意して欲しいのは必ず自分に置き換えてイメージすること。
このスタイルカッコ良いな、なんていっていきなり服を購入すると失敗します。
また、上では書いてませんが、特にイケメンのファッショニスタやウェルドレッサーには注意。別にイケメンは敵だ!なんて話しではなく、単純にイケメンはだいたい何でも似合うから。眺めるくらいであまり参考にはしない方がよろしいかと。
最後になりますが、中村さんも鴨志田さんも個人的にファッショニスタのイメージです。このお二方を選んだのは、世間的にウェルドレッサーのイメージが強いのと、露出が多いからとなります。
現代の日本でウェルドレッサーで思い浮かぶのは赤峰先生と、信濃屋の白井俊夫さんになるのかなと。あくまで個人的にですが。
今回は以上です。ありがとうございました。