今回はマニアック?な『ラペルピン』について。イタリアブランドのスーツや、ジャケットを購入すると付いてくることも多いラペルピン。これってする人としない人に分かれると思うんです。皆さんはどっち?
答えのない問い。
ラペルピンをする、しないは個人の趣味で正解はありません。
だからこそ「する派」と、「しない派」でそれぞれの主張があって面白いと思うんですよね。
ちなみに斉藤さん。も複数所有していますが、現在では全くしなくなりました。なので「しない派」の主張を述べてみようと思います。
あっ「する派」を否定する気は全くないのでそんな主張もあるんだな、程度にご覧いただけると幸いです。
ラペルピンってなんだ?
『ラペルピン』とか『ブートニエール』とか言いますが、スーツの下襟(ラペル)にある穴に着けるアクセサリーのことです。
このラペルにある穴は「フラワーホール」というのですが、もともとは名前の通り花を挿すためにあります。日本では結婚式の新郎が挿すくらいで、あんまり花を挿すシーンはありませんよね。
赤峰先生はパーティーに行く際に、このフラワーホールに小さいバラを挿すとおっしゃってました。
昨今のジャケットはこの穴が開いてなかったりするものもありますが、赤峰イズムのAkamineRoyalLineではラペル裏にフラワーループが付いていて、ちゃんと花が挿せる仕様になっています。
何でラペルピンをしないのか?
ラルディーニかと思いきや、これは日本人の職人芸によって作られた「エイ革」のラペルピン(ブートニエール)です。
確か5年くらい前に伊勢丹で1万円前後で購入した記憶があります。
こんなものを所有しているくらいですから、ラペルピンをスタイルに取り込もうとしていた時期があるということです。
そもそもクラシックスタイルに転向した当初は、イタリアブランドのスーツやジャケットを着ていたので、付いていたラペルピンをそのまましていました。
カッコいいからしているというよりは、なんとなく付いているからする。
そんな感じでした。
上の写真のラペルピンはちょっと背伸びして、意識してスタイルに取り込もうと思って購入したものです。
でもダメだった。
正にこのラペルピンを挿して鏡を見た瞬間に違和感を感じたんですよね。
なんかこう、「頑張ってる感」が出てしまっているなと。
これは自分の目指すスタイルには合わないものだ。
見た瞬間にそう思ったんですよね。あくまで主観なんですが。
※タリアトーレのラペルピン
※LBM1911のラペルピン
まだまだ他にもありますが全部使ってません。
ラペルピンを着用するとこんな感じ。
いかがでしょうか。
そんなに派手は感じはしないですよね。
ただ個人的にはやっぱり少し装飾過剰に感じます。「頑張ってる感」が出ていると感じてしまうんですよね。
自分のスタイルとしてはチーフだけで十分かなと思います。
斉藤さん。がもっと若いか、またはもっと年を取っていれば良いのかもしれませんが、今の自分にはちょっと合わないのかなと。
あと何年かしたらまたチャレンジしてみたいと思います。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は『ラペルピン』についてでした。ちょっとマニアックな話しですが、イタリアブランドだと付いているものも多いので、「する派」と「しない派」に結構分かれると思うんですよね。
皆様はどちらでしょうか。
個人的には違和感があるし難しいと感じるのでしませんが、している人を否定するものではありません。昔「おっ」っと思わされたこともありますからね。
かなりご高齢の方が、杖を突きながらチェーンタイプのラペルピンをしていたんですよね。あれはカッコよかった。
今は「しない派」ですが、もっと年を取ったらチャレンジしてみたいとも思います。まぁそのときにならないとわかりませんが。
今回は以上です。ありがとうございました。