今回はDORSO(ドルソ)でスーツをオーダーしてきたのでご紹介。まだ店舗が出来上がっていないので、レンタルスペースでのオーダーとなりました。是非ご覧ください。
店舗のオープンは9月以降。ということで、今回は中目黒のレンタルスペースで採寸したり生地を拝見してきました。
DORSO(ドルソ)の今後の流れとか、展開予定のアイテムについてもお話しを伺ってきましたが、率直な感想としては期待しかない。
まずはスーツをオーダーしました。齋藤力氏の新ブランド「DORSO」について情報をお求めの方は必見だと思いますので是非ご覧ください。
DORSO(ドルソ)のゲージ(サイズ見本)と採寸。
まずがゲージ(サイズ見本)をご紹介。
柔らかい雰囲気のジャケットで、ご覧の通り英国というよりはイタリア。
齋藤力氏がレッチェで修行したこともあって、イタリア色が強めのスーツになっているとのこと。ただ完全にイタリアというわけでもなく、ちょっと構築的なスーツになっているようです。
こちらのゲージ(サイズ見本)はベーシックなモデル。もう一型あって、そちらはDORSOらしい特徴的なモデルになるようですが、ゲージはありませんでした。
こちらは齋藤力氏が着用していたジャケットですが、ダーツが一番したまで突き抜けているのがわかりますでしょうか。
こんな雰囲気のモデルもあるようです。ちなみに斉藤さん。がオーダーしたスーツはこちらのモデル。やはり最初のオーダーはハウススタイルかなと。
今回はスリーピースでお願いしました。
ジレ(ベスト)も写真の通り極めて普通なものを選びました。襟を付けたりボタンの数を減らしたりもできるようですが、やはり最初なので普通でいいかなと。
ジャケットを羽織ったところ。
勝ったな。
このジャケットを着た瞬間に思ったことです。
今までいろいろオーダーしてきましたが、型紙は抜群にいいと思います。斉藤さん。は肩が特徴的なのでだいたい月皺が出来たり、違和感を覚えることが多いのですが、このジャケットはしっかり肩に乗っていて月皺も出ず。
さすがですね。補正前でこれは驚きました。
見ていただきたいのはゴージラインの美しさ。
いいですね。
生地やディティールはどうする?
選んだのはこちらのTAYLOR & LODGE(テーラーアンドロッジ)の「 LUMB’S GOLDEN BALE(ラムズゴールデンベール)」となります。
いわゆるサキソニーといわれる起毛した生地で、同じく起毛したフランネルよりも軽く、艶感が強めなのが特徴です。ご覧の通り美しい光沢のグレーで、スーツ映えすること間違いなしでしょう。
細かいディティールについてはいつも通りです。トラウザーズはサイドアジャスターのワンプリーツ、強いていうなら久しぶりにスリーピースでお願いしたくらい。
ジャケットはダーツが一番下まで突き抜けているので、ちょっとカジュアルな印象がありました。スリーピースはどうなのか?と聞いてみたところ、全然ありと回答をいただいたのでお願いしました。
そしてビスポークかMTM(パターンオーダー)かですが、最初は是非MTMを試してほしいということで、MTMでお願いをしました。
1ヶ月くらいで仮縫い、その後1ヶ月で仕上がりといったスケジュール。
ん?仮縫い?と思われた方。
そうなんです。DORSOのMTMでは最初の1着目は仮縫いが付きます。これは最初から優れた着心地にしたいということで、仮縫い付きで提案しているとのことです。
今後のDORSO(ドルソ)はどうなる?
まず店舗は八丁堀に9月頃オープン予定。
こじんまりとしたした店舗で予約制になりそうと聞きました。
次に9月からコートもオーダー出来るようになります。
チェスターフィールドコート、ポロコート等々、いくつかの型から選んでオーダー出来るようです。近々コートフェアも予定しているとか。
そしてデニムジーンズ、アクセサリーについても仕込み中。どちらも価格帯を聞きましたが、結構買いやすい価格になりそうでした。もちろんアクセサリーは金属にもよると思いますが。
最後にトランクショーも予定していると聞きました。
だいたい場所も聞きましたが、紹介するとしたら確定してから紹介しようと思います。
あと、レディースの取り扱いについても聞いてみました。
レディースのスーツもオーダー出来るようにしますとのこと。メンズとレディースって全然違うのでは?と聞いてみると、齋藤力氏はもともとレディース畑出身だったようですね。
合わせて読みたい。
前回の紹介記事。軽いインタビューみたいな内容です。
DORSO(ドルソ)って知ってるかい? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は齋藤力氏のDORSO(ドルソ)でスーツをオーダーしてきたという内容でした。
オーダーしたスーツの仮縫いは店舗になりそうなので、次回は店舗も一緒委ご紹介できると思います。
出来たばかりの新ブラドがこれからどうなっていくのか。楽しみです。
何よりお話しを伺っているときの齋藤力氏が一番楽しそうでもありました。
ちなみにMTMでお願いしたスーツの価格ですが、220,000円(税抜き) でした。生地がゴールデンベールでスリーピース、ということを考えると高くはないと思いました。
興味がある方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。ありがとうございました。