今回は冬の主役であるコートをご紹介します。夏にオーダーしたコートが出来上がってきました。期待通り、いや期待を超える素晴らしいコートが出来上がってきました。是非ご覧ください。
AkamineRoyalLineでオーダーしたのはこれで何回目かわかりません。
1つだけ言えることはその全てに満足、大満足しているということ。その理由の1つが「他にないものを仕立てられる」ということでしょうか。
やはりここにしかない、というのは大きな魅力だと思います。
今回紹介するコートもそうです。
赤峰先生が1930年代のコートをベースに現代的な解釈でデザインしたコートで、とても美しいシルエットが特徴です。
生地もAkamineRoyalLineのオリジナルで、これぞ一生モノのコート、というものが出来上がりました。
是非ご覧ください。
AkamineRoyalLineのコート”イーデン”をレビュー!
ダブルブレストのロングコート。モデル名は”イーデン”と言います。
赤峰先生曰く「コートは膝下15㎝が基本」とのことで、その通りの仕様となっております。生地はAkamineRoyalLineオリジナルのツイード、カラーはご覧の通りグレーとなっています。
霜降りっぽいグレーで、ちょうどミディアムグレーといった色味でしょうか。光の当たり方で明るくも暗くもなるんがグレーの魅力だと思います。
もちろん他の色でも同じなのですが、グレーは特に振れ幅が大きいと思うんですよね。
カフと生地
袖は1つボタンで本切羽。AkamineRoyalLineの基本です。
ボタンブラックに近いダークブラウンの水牛ボタン。スーツもそうですが、水牛とかナットボタンは経年変化するので楽しみです。
しっかりしたツイード生地で、仕立てもしっかりしているので、間違いなく一生モノ。ツイードは生地も経年変化するし、それに合わせてボタンも変化していくでしょう。
20年後が楽しみです。
肩
肩の雰囲気はこんな感じ。
赤峰先生はマニカカミーチャとかは好きではないので、スーツやシャツと同様、コートも普通の肩です。
ポケット
ポケットはフラップポケット。
斜めになっている所謂「ハッキングポケット」とか「スラントポケット」と呼ばれるものですね。手を突っ込みやすいので良いです。
後身頃
後ろ姿も美しい。
後の裾にはボタンがあります。
外せば開きが大きくなるので、バイクなどに乗る方には嬉しい仕様だと思います。
裏地
裏地はグレー、袖はゴールドっぽい色でした。
ここはお任せ部分(赤峰先生セレクト)となっています。
サイズ感と着心地はコチラ。
オーダーコートなのでサイズ感も何もないのですが雰囲気が伝われば。
イーデンの特徴はウエストの絞りだと思っています。ご覧の通りベルトはないのですが、ナチュラルに”くびれ”が出来るようになっています。
この”くびれ”があることでシルエットがとても美しくなってるのかなと。
試着も含めていろいろなコートを着ましたが、シルエットの美しさはこのコートが一番だと思っています。まぁもちろん好みの問題ですが。
着心地はもちろん良いです。コートはジャケットほど違いはでないと思っていますが、それでもやっぱり良い。特に重厚感のあるツイードでありながら、着ると重く感じないのは良いコートの証。
赤峰先生の真似(笑)
寒い時にはこうやるんだよって言ってこんな感じに着こなします。
斉藤さん。はやりません。まず寒い時にはマフラーを巻くので襟を立てるということをしたことがありません。
でも自然にできたらカッコいいですよね。チャンスはなさそうですが。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はAkamineRoyalLineでオーダーしたコートをご紹介しました。
タイトルにある通り、間違いなく一生モノのコートになるでしょう。むしろ死んだ後にもまだ着られるコートだと思います。
決して安くはない価格でしたが、満足度を考えると十分に価格に見合うコートです。これでコートは一段落といった感じですね。
今度着こなしもやりますので是非そちらもご覧ください。
グレーのコートなので、だいたい何にでも合うんですよね。個人的にはグレーのワントーンとかも積極的にやっていきたいと考えています。
今回は以上です。ありがとうございました。