今回はコートのオーダーについて。それだけだとちょっと内容が薄いので、AkamineRoyalLineで現在仕込んでいるアイテムの情報などもお伝えします。興味がある方はご覧ください。
夏の緑が目にも鮮やかな”めだか荘”に伺ってきました。
目的はもちろんコートをオーダーすること。
あれやこれやと悩んではみたものの、実物を羽織ったら一瞬でこれしかないと思えるような、そんなコートに出会いました。
そのためコートのオーダーについての内容は薄いです。
それでも良ければご覧ください。
AkamineRoyalLineで仕込み中のアイテムについて伺ったので、そちらも文字だけですがご覧ください。
真夏にコートをオーダーしたぞ。
入ってすぐに目に入ったピーターラビット。
これが動画で紹介していたピーターラビットですね!なんて話をしたら「何?ピーターラビット見に来たの?」なんて笑いながら言われてしまいました。
ネクタイの色柄とピーターラビットの相性の良さですよ。
AkamineRoyalLineオリジナルのツイード生地。
赤峰先生には「斉藤さん。ならグレーかブラウンだね」と言われて「やっぱりそうですよね」なんて会話をしつつ生地を触ってました。やっぱりこの生地素晴らしい。
で、まぁおあつらえ向きにグレーのツイード生地で仕立てたコートがあったんですよ。
これがなかったらもっと迷っていたかもしれません。
コートの型は「イーデン」という1930年代のコートに現代的な解釈を加えて復刻したものです。ウエストを絞ったモデルで着用するとシルエットが美しいのが特徴。
こちらのコートを試着したら‥これしかないって感じでした。
自分で言うのも何ですが、これ以上に似合うコートは存在しないぞと。髪が白髪なこともあってドンピシャで、赤峰先生からも「その髪の色が最大の武器」と言われました。
重厚なツイードに見えるのですが着てみると軽いのもポイントが高いところです。
試着した写真をお見せしようかとも思ったのですが、そこは出来上がりをお待ちください。11月頃に出来上がり予定ですので、届いたらまたレビューしたいと思います。
そんなわけでコートについては一瞬で決まってしまいました。
AkamineRoyalLineの新作は?
こんなところにカエル置物が。
現在は「ニットジャケット」と「ニットポロ」を鋭意制作中と伺いました。
ただ何回もやり直しをしていて、まだまだ完成には時間がかかりそうとのことでした。
ジョンスメドレーのニットポロも素晴らしいけど、ここをこうしたいというのが赤峰先生の中にあって、それを再現したニットを作りたいんだと。そう仰ってましたね。
価格的なものも聞いてみましたが、そこはまだ全然わからないと。
まずはクオリティが先にあって、価格はその後決まってくるもの。それを逆転してはいけないとのことでした。
ジョンスメドレーと並べても負けないようなニットポロを作る、とのことですので楽しみに待ちましょう。
AkamineRoyalLineでは全て同じ考え方でモノづくりをされています。
生地についてもフランネルやモヘア混の生地をオリジナルで作られています。これらもフォックスブラザーズに負けないフランネルを日本で作る、ドーメルに負けないモヘア混を日本で作るという考え。
そしてこれなら戦えると思ったから出しているんだと。
いずれは海外でトランクショーをやりたいと仰ってました。
あとは‥ここでは書けないようなディープな話しが多かった。いずれnoteに書くかもしれませんが、我々のようなオーダーする側の人間と、服を作る側の認識のズレって結構あるんだなと。
先日こちらの記事にも書きましたが、一例を挙げると工房が同じなら同じクオリティのスーツになるのか?ということ。
答えは「ならない」のですが、勘違いをしている方は意外と多く、赤峰先生からすればそんな考えを持っている人がいるということに驚いていました。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はめだか荘でコートをオーダーしてきたという記事でした。
まぁコートはすぐに決まってしまったので、ほとんど書くことがなかったのですが。
いろいろ考えて行ってはみたものの、一瞬で「ああ、これだ」ってなったわけで、ある意味運命的な出会いだったと思います。
そして制作中のニットジャケット、ニットポロも楽しみです。
AkamineRoyalLineについてはネクタイ、ロングホーズ等々、全て予想を超える素晴らしいアイテムだったので期待が高まるばかりです。
ちなみに気になるコートのお値段は 30万円オーバー でした。
高い‥ですが、間違いなく一生着ることが出来ると考えればいいかなと。何なら子供や孫が着られるかもしれません。
今回は以上です。ありがとうございました。