今回は美しいスーツとジャケットを数枚ご紹介するだけの記事。人それぞれのスタイル、そして好みはあれど美しいものは美しい。
只被ふ為なら美しさ等どうでもいい。
だが美しさは着たい気持ちをそそる。
だから美しさが着物をもっと着物らしくする。
引用:柳宗悦「用と日」1941年
美しいスーツ。
エスコリアルで仕立てた美しいスリーピーススーツ。
素晴らしい生地なのは知った上で斉藤さん。の好みではないものの、美しさという点で否定できる要素は全くなし。ため息が出るほど美しい。
春夏に映えるリネンスーツ。
リネンのシワは”味”であり”表情”だと考えています。着る人の姿勢や所作によってシワがの個性がでるリネンは、着る人によって表情が変わるのが魅力。
珍しい色のモヘアのスーツ。
モヘアならではの美しい光沢とシャリ感。ブラウンにはブラウン、グレーにはグレー、ネイビーにはネイビーの個性がありいずれも美しい。
美しいジャケット。
ツイードのガンクラブチェックジャケット。
美しいといえば凡そ光沢のありイタリア生地を連想するが、タフで良い意味で粗野なツイードには違う美しさが。美しさは様々であることを教えてくれる。
チェックのリネンジャケット。
一部の隙もない美しい背中。イタリアはナポリの名門サルトの仕立てで、正面や肩も素晴らしいのですが特に背中の美しさに惹かれました。
美しいゴージライン。
ブランドの個性が光るゴージラインも美しい。
神は細部に宿る。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は美しいスーツとジャケットと題して写真を紹介してみました。
手抜きっぽく見えるかもしれませんがそんなことはなく、文章ではなく写真でその美しさを伝えた方が一目瞭然だろうと。
冒頭で書いた柳宗悦の言葉は名言ですよね。
世田谷美術館で行われている民藝展で見て「これだ」って思いました。
自分の好みは度外視しても美しいものは美しい。ただただそれだけ。
今回は以上です。ありがとうございました。