今回は気になるニュースのご紹介。ニュースを読んでどう思ったのかを書くという緩い企画ですので興味がある方だけどうぞ。これ欲しかったなぁ。
ユナイテッドアローズ35周年記念ブルックスブラザーズ別注
ユナイテッドアローズ35周年で「コンバース」「ブルックス ブラザーズ」との別注アイテム発売 - WWDJAPAN
この中でブルックスブラザーズの「ファンシャツ」に惹かれました。
“ファンシャツ”は、オックスフォードとロイヤルオックスフォード、ボブリン、ブロードクロス、ピンポイントオックスフォード、ツイルの6種類におよぶホワイトの生地を組み合わせている。パーツごとに生地の配置を変えた2パターンを用意、トラディショナルフィットに仕上げた。
全てホワイトの生地でのファンシャツ(クレイジーパターン)です。
これセンスいいなぁと感心しました。たしかにありですね。某漫画で襟だけ違う生地のホワイトにしたクレリックシャツというのがありましたが、それのクレイジーパターン。
素直に欲しいと思ったもののすでにほぼ完売のようです。
本家はこういうことやらなそうなので、いい意味で別注だなと思いました。本家はアメトラですから、こういうシャツは目立ってなんぼみたいな感じですからね。
パイナップルから生み出される植物性レザー
パイナップルから植物性レザーを、セレブのためではないサステナブル素材(FASHION TECH NEWS) - Yahoo!ニュース
まずつい最近ですが、「レザー」という言葉の定義が厳密化されました。
今般、JISの用語規定が見直され「革」「レザー」と呼べる製品は「皮本来の繊維構造をほぼ保ち、腐敗しないようになめした動物の皮」に限定され、「人工的な材料の名称として使用してはならない」と定義されました。
「革」「レザー」の定義が新しくなりました!~「JIS K 6541:2024 革(レザー)―用語」の制定~ - 一般財団法人ボーケン品質評価機構
それはそれとして、パイナップルの葉っぱからレザーっぽいものを生み出すって面白いですね。個人的に試してみたい気もします。
一方で動物性レザーよりも20%~40%ほど安価だそうですが、パイナップルの葉っぱで出来ている割にコストメリットが低いなと。製造の問題もあるのだと思いますが、買う側としてはもっと安くないと普通にレザーを選びそう。
あとは「サステナブル素材」という付加価値でって感じですかね。
スーツをクリーニングに出す頻度って??
洗濯物がシワになるのが嫌ですが、アイロンも面倒です。毎回クリーニングに出したら、年間でどれだけの出費になりますか?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース
記事の本題とはズレますが、一番気になったのが以下の記載。
スーツ上下の相場は、950円~2000円ほどかかります。夏場のスーツは汗をかくため、月に2~3回程度、冬は1ヶ月に1回が目安になります。
スーツを殺しにきてるなと。
確かにWeb上で「スーツ クリーニング 頻度」とかで検索すると似たようなことを謳っている記事が散見されます。でも実際にテーラーとか、スーツを売ってる側の人からそう言われたことは一度もないんですよね。
もちろんスーツを1着しか持っていない、そしてそのスーツを毎日着続けたらクリーニングの頻度は多くなるでしょう。それこそ月に2~3回なのかもしれません。
上の記事で”殺しにきてる”と思わされるのは、着用頻度がすっぽり抜け落ちてる点。
週に1回しか着ないスーツを月に2~3回クリーニングに出す必要は全くありません。こんなこと書かなくても読者の方はご存じだと思いますが。
このスーツのクリーニング問題って実はかなり大切なんですが、どこみても適当な記載なんですよね。せめて何着持ってる場合とか、1週間に何回着た場合とかで具体的に書いてほしいものです。”目安”って言葉を適当に使い過ぎ。目安になってない。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は俺のファッションニュースをお送りしました。
このニュースまとめは紹介したい記事がある程度集まったタイミングで紹介しています。そのためちょっと前の記事が混ざるかもしれませんがそこはご承知おきください。
レザーって言葉がしっかり定義されたのは良いことだと思う反面、「ヴィーガンレザー」みたいなものは何て呼べばいいんでしょうね。
「革」「レザー」の表記が厳格に JIS、動物由来に限定 - WWDJAPAN
ファッション業界ってほとんど全てが雰囲気で構成されてる気がしてならない。言葉も適当にカタカナ使ってわかってるんだかわかってないんだかって感じだし。クリーニングの何の目安にもならない目安もそう。納期になってない納期もそうか。
今回は以上です。ありがとうございました。