今回はリングヂャケットナポリの手縫いのトラウザーズをご紹介。サイズ感やコーディネートも合わせて紹介します。手縫いのトラウザーズについて興味がある方はどうぞ。
クラシックスタイルが好きな人はトラウザーズの重要性をご存じでしょう。
そしてトラウザーズが意外と難しいことも。実はトレンドが反映されるアイテムなのでベーシックなものって買うのが難しかったりしますよね。
今回紹介するトラウザーズもややトレンド感があるものですが、クラシック回帰がトレンドだった時期のものなので長く愛用できそうな1本。
手縫いのトラウザーズに興味がある方に良いところ、悪いところをお教えしたいと思いますのでご覧ください。
RING JACKE Napoliのハンドメイドトラウザーズをレビュー!
購入した‥というかポイントで貰ったのはグレーのトラウザーズ。手縫いのトラウザーズはとにかく高額なこともあって出来るだけ長く愛用できるものが欲しい。そうするとやっぱりグレーになってしまいますね。
リングヂャケットナポリのトラウザーズは当時でも8万円くらいしていたので、どれだけ買い物をしていたのかって話しですね。
生地はウール100%のキャバリーツイル。
おそらく写真では伝わらないのですが分厚くて硬いです。触った瞬間『えっ』てなるような生地。思わず店員さんに「このパンツ面白い生地ですね。ウールですか?」と聞いたところ、「ウールですが糸が太いんです。乗馬服というか昔の騎兵隊が穿いていた丈夫なパンツをイメージしました。保温性は低いんですが風は通しません」ということでした。
馬に乗れるような丈夫な生地を使ってナポリの職人が手縫いで仕立てたトラウザーズ。なかなかに雰囲気があります。
2プリーツ&サイドアジャスター
2プリーツはアウトプリーツとなっています。
とてもクラシックな仕様。当時はクラシック回帰がトレンドだったので、2アウトプリーツ&サイドアジャスターが多くみられました。ただリングヂャケットの上手いところは、トレンドを取り入れつつもやり過ぎないところ。
日本企画×ナポリのハンドメイドがRING JACK Napoliの良いところですね。(ちなみにリングヂャケットナポリ=ナポリ製とは限らないので注意)
当時他のブランドだとウエスト周りを極端に太くしたり、ウエスマン(パンツの最上部、ベルトを巻くあたり)が極端に太くなっていたり。そういったトラウザーズが悪いわけではないのですが10年後に穿けるか?と聞かれるとなんとも言えません。
リングヂャケットにもトレンド全開のアイテムはありますが、全部が全部ではないのがありがたかったですね。
ボタンフライ
ジップフライではなくボタンフライ仕様。これは好き嫌いわかれますよね。
個人的にはジップフライ派ですが、『手縫いのトラウザーズ』であればやはりボタンフライが良いかなと。そもそも手縫いのトラウザーズにはボタンフライが多い印象があります。やはりアピールし易いということもあるのでしょうか。
実はこちらのトラウザーズは生地が固いせいか手縫い感があまりなかったりします。もうちょっと柔らかい生地ならもっと手縫い感があったかもしれません。今となってはこれくらいがちょうど良かったなと。
RING JACK Napoliのサイズ感をご紹介。
175㎝、63㎏くらいの斉藤さん。が購入したのは 46サイズ です。ウエスト周りはサイドアジャスターということもあってそのまま。丈だけ詰めたという状態です。
やはりシルエットは抜群に綺麗だと思います。
特にお尻周りが秀逸だと思います。オッサンの尻などどうでもいいと思われるかもしれませんが。日本人のお尻って平べったいじゃないですか。もちろん斉藤さん。もそうなのですが、そう感じさせないシルエットになっていると思います。
裾に向かって綺麗にテーパードされているのも気にいっています。
もちろん穿き心地は良いのですが手縫いの恩恵はありません。トラウザーズについては手縫いとかマシンとか関係ありませんね。あくまで雰囲気の部分だと思ってください。
ハンドメイドトラウザーズを使ったコーディネート紹介。
基本的にトラウザーズは主役にしません。あくまで縁の下の力持ち的な扱い。
いや、本当はもう少しトラウザーズが主張している写真を探したのですが見つかりませんでした。ワードローブでグレーのトラウザーズが一番多いせいもありますが、このトラウザーズがあまり主張しないということ。そういう意味でも使いやすい。だいたいどんなコーディネートをしてもこのトラウザーズは合いますからね。
いつかもうちょっとわかりやすい写真を撮って差し替えたいと思います。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はRING JACKE Napoli(リングヂャケットナポリ)のハンドメイドトラウザーズをご紹介しました。生地もいいしシルエットも最高に気に入っています。
購入して5年以上穿いてますがおそらく太って穿けなくなるまでずっと穿けると思います。それくらい耐久性が高い。
正直、手縫いのトラウザーズは高額なのであまりおすすめしませんが、柔らかい雰囲気に魅力がありるので憧れる気持ちはよくわかります。
しかし穿き心地はマシンメイドと変わりませんし、ジャケットを羽織ったりインナーをタックアウトすると隠れてしまいます。自己満足の割合が大きいアイテムだと思いますのでそこが十分ご注意ください。
今回は以上です。ありがとうございました。