今回はRING JACKET Napoliのミドルゲージタートルをご紹介。サイズ感や着こなしも合わせてご紹介するので興味がある方はご覧ください。
毎年秋になるとその年に着たいニットを探しています。そのシーズンを代表するといえば言い過ぎなのかもしれませんが、秋冬が楽しくなるような1着を探します。
こちらのニットは2021年に購入したもので、イタリア製らしい鮮やかな色味が特徴的なニット。ベーシックなカラーにはない楽しい一面があります。
もっとも使い勝手がいいニットではないので万人におすすめするものではないのも事実。楽しさと使い勝手の悪さはトレードオフな部分もありますね。
RING JACKET Napoliミドルゲージタートルをレビュー!
紹介するのはイエローのミドルゲージタートルネック。
イタリア製らしい発色の良いイエローで少しオレンジがかっています。他のカラーも魅力的で、特にベージュはとても良い色味で悩んだのですが、イエローを選んだのは今回逃すとなかなか手に入れることが難しそうだから。あるあるなのですが、こういう特徴的なカラーは毎シーズンあるわけではないんですね。
生地はウール70%×カシミヤ30%でほどよい肉厚感があります。
この”ほどよい”肉厚感がとても重要。1枚で着ても良し、ジャケットのインナーに着るも良しで使い勝手は良さそうです。
肌触りはウールですね。カシミヤ30%ですがあまりカシミヤ感はないかも。ミドルゲージだけあって素肌に直接着られるような肌触りではありません。
ネックの雰囲気。
ネックはだいぶしっかりしている方だと思います。厚みがしっかりあってボリュームが出るネックですね。手持ちのローゲージタートルと比較してもあまり差がありません。
リブの雰囲気と前後の丈。
リブは手首も裾もだいたい5.5㎝くらいでしょうか。
ミドルゲージのニットとしては普通くらいでしょうか。特別太くも細くもない印象。
このニットの面白いところは前後で丈がだいぶ違うということ。後ほど着用したところをご覧いただきますのでそちらで判断をしていただければ。
手縫い(手編み)はたぶん無し。
ニットとしてのクオリティは高いと思います。ただおそらく手編みはしていないと思われます。リングヂャケットナポリといえば手縫いみたいなイメージがありますが、こちらのニットについては違うのかなと。
ただこの補強なのか飾りなのかわかりませんが、これが良い味を出していると思います。
サイズ感はコチラ。
175㎝、64㎏くらいの斉藤さん。が購入したのは 46サイズ です。
サイズ感としてはちょうど良いくらいですね。ワンサイズ上げることも考えましたが、そうするとジャケットのインナーにするのが難しいと思ったので46で良かったと思います。逆にジャケットのインナーに着用しないのであればワンサイズ上げてもよろしいかと。
ご覧のように前後の裾の長さが違うのも着用すると違和感はないと思います。
ミドルゲージタートルを使ったコーディネート紹介。
ネイビーやグレーと合わせることが多いですね。グレーはミディアムよりも暗いチャコールグレーのような色の方が合わせやすい。ブラウンも悪くはないのですが、ニットがとても鮮やかな色味をしているので簡単ではないですね。
あとは写真にはありませんが当然ブラックとの相性もいいです。ブラックのレザージャケットと合わせることも多いニット。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はリングヂャケットナポリのミドルゲージタートルネックをご紹介しました。
とてもしっかりとしたニットでかなり伸縮性が高く、なにより軽い。コシがあるというか、伸びてすぐにダメになるということはなさそうです。
総括するととても良いニットです。
ただしリングヂャケットナポリはやっぱりお高い。こちらは7万円ほどした記憶があります。価格面についてはしっかりと検討をした方がよろしいかと思います。
背中押すわけではありませんが、ハイゲージに比べてミドルゲージやローゲージは耐久性が高めになります。費用対効果という点では悪くないと思いますよ。
今回は以上です。ありがとうございました。