高島屋イージーメード2着セールで仕立てたスーツ&ジャケットが出来上がってきました!中編となる今回は尾州のフランネル生地で仕立てたスリーピーススーツをご紹介します。さすが尾州のフランネル。素晴らしい生地ですね。
高島屋イージーメード2着セールの過去記事はコチラ。
注文編はコチラをご覧ください。
流れや注意点を書いていますので検討している方は是非ご覧ください。
尾州フランネルスリーピーススーツの紹介はコチラ。
グレーストライプのスーツです。
ストライプはベーシックでありながら近頃トレンドだと聞きました。
モデルはブリティッシュということで英国らしいなるべくディティールを選びました。
それは次項で紹介しますのでまずは生地をご覧ください。
いかがでしょうか。
一目惚れした尾州のフランネル生地。
いやー、どう伝えたらいいのか悩みますが起毛生地でもツイードとは全然違います。当り前?そうなんですがこの生地は滑らかというか張りがあって「しなやか」なんです。
さすがメイド・イン・ジャパンというか尾州というか。素晴らしいですね。
ハッキングポケット&チェンジポケット
英国らしいディティールのポケットを紹介。
英国のスーツといえば重厚な生地と肩のライン、それから構築的な逆三角形のシルエットが有名です。
そしてもう1つ有名なのがこの斜めになっている「ハッキングポケット」と小さい「チェンジポケット」。
この斜めになってるハッキングポケットは乗馬のときに物を取り出しやすくするために生まれたということで、英国のスーツによくあるディティールですね。小さいチェンジポケットは小銭入れとして使用するためのディティール。
とはいえどちらも今となっては飾りなんですけどね。スーツのポケットで使用して良いのはジャケットの内ポケットだけというのは有名です。
クラシックなラペル
ラペル幅は8.5㎝とベーシックな幅となっています。
ゴージラインも高くもなく、そして低くもない。
これぞベーシックって感じですね。
水牛ボタン
スーツを仕立てるときに絶対こだわるのはボタン。
昔プラスチック製のボタンを選んで失敗したことがあるので、それ以降は必ず水牛ボタンを選んでいます。当然価格が上がったりしますが超重要ポイントだと思っています。
たぶん見ていただければわかると思うんですが、品のあるマットな質感で重厚なフランネルスーツにバッチリ合ってると思います。
プラスチックだと生地に負けるんですよね。光があたったときにプラスチックっぽい光方をするし。
ちなみにこのボタンは5,000円と水牛ボタンの中でもお高いお値段でしたが、それだけの価値があったなと。選んで良かった。
残念だったのは本切羽にし忘れたこと。まぁ秋冬のスーツなので良いっちゃいいんですが、ケチるところじゃないので忘れたのは痛いなぁ。
スリーピースのジレの紹介はコチラ。
シングルジャケットにはダブルのジレを。
斉藤さん。はスリーピースをオーダーするときは「シングルジャケット&ダブルジレ」と決めています。ジャケットの前を開けたときにこの組み合わせがカッコいいと思うからです。
ちなみに裏側まで同じ生地にする「共地」は聞かれなかったんですがたぶん出来ないのかな?スリーピース自体も採寸して生地が余ることを確認しないと出来なかったので。
出来れば「共地」にしたかったなぁ。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は高島屋イージーメードで仕立てた尾州のフランネルスリーピーススーツをご紹介しました。
次回は着用レビューをやりますのでご期待ください。
近いうちに後編として春夏用ジャケットもご紹介したいと思います。
さて、高島屋イージーメード2着セールで仕立てたスーツですが、着用したときのシルエットや着心地はいかがなものでしょうか。
興味がある方は是非明日の記事もご覧ください。
今回は以上です。ありがとうございました。