今回は先日行った投票企画で選ばれた『高島屋イージーメード2着セール』に行ってきたのでレポートしたいと思います。
平日に行ったんですが結構人が多かったですね。人気なんだなと思いました。
興味がある方は是非ご覧ください。
投票企画はコチラ。
今回で4回目ですがイマイチ人気ないんですよね。
当ブログで唯一読者の方が参加できるような企画なんですがもうちょっと投票していただけるようになると嬉しいですね。
高島屋イージーメード2着セールレポート!
行ったのは金曜日の11時過ぎくらいでしたが人は結構いましたね。生地を選んでから採寸やディティールを決めていくんですが、そのカウンターはほぼ埋まっている状況でした。
とはいえ13時過ぎに終わって出るころは結構空いていたので、ゆっくりのんびり選びたい方は平日の午後一くらいがいいのかもしれません。
それでは順を追ってレポートしていきたいと思います。
1.生地選び。
まずは生地選びですが、シーズン、値段別に分かれています。初見だとシーズンがわかり難いですが店員さんがいるので聞けば教えてくれます。
一番安いので2着54,000円~となっていますが、これはスーツの価格でジャケット生地だともっと安い価格からあります。スーツ生地でもジャケットのみにすると安くなるので、スラックスが不要な場合はもっとお安く購入できます。
目を惹いたのはやはり尾州の生地。
やはり明らかに生地のクオリティが高い。価格帯ではもっと高い海外ブランドの生地と比較しても遜色はないように感じました。
価格帯によっていろいろな生地を見ることが出来るので、スーツに興味はあるけどよくわからないという人は行ってみることをおススメします。
安い生地と高い生地ってどう違うのか?
『百聞は一見に如かず』と言いますが自分の目でいろいろと見て、好みの生地や予算で仕立てられるのがオーダーの良いところだと思います。
ちなみに斉藤さん。は尾州のフランネル生地、あと春夏用のザックリとしたポリ混生地を選びました。次項でご紹介します。
2.ディティール選び
ブリティッシュ、ミラノ、ナポリ、インターナショナルの4型があります。
わかりやすいのはブリティッシュとナポリで、ブリティッシュは肩パッドを入れて逆三角形となる男らしいシルエット。逆にナポリは肩パッドを入れずナチュラルショルダーでカジュアルなシルエット。
ミラノはブリティッシュとナポリの中間のようなシルエットですね。特徴はゴージライン(スーツの上衿とラペルの縫い目)が高めなところ。
インターナショナルはちょっと太目というかゆとりのある、アメリカンな雰囲気のシルエットでした。
この辺は採寸をしながら細かく教えてくれます。
細かいディティールなんかは「おばちゃん」から聞かれて決めていくんですが、これはちょっと微妙でしたね。オプションや出来ることの説明がなく、こちらが確認しないと流れで決まっていきます。おばちゃんに聞かれたのは有料ステッチの有無くらい。
たとえば無料で出来るチェンジポケットの有無は聞かれなかったし、ジレを付けてスリーピースにするかといったことも聞かれませんでした。秋冬のスーツは基本スリーピースが好きなので自分で確認してお願いしました。
ただ、ジレを付けるのは生地がないと無理とのことなので、体格のいい方だと生地によっては出来ないようです。
本切羽なんかも聞かれなかったので付け忘れました。春夏のジャケットには付けたかったなぁ。
オプションについては事前に自分で検討していってお願いしないとダメですね。
3.採寸
年齢が高めのフィッターの方と決めていきます。
リングヂャケットでオーダーしたジャケットと、INCOTEXのスラックスを着用していったんですが、これは正解でしたね。
すでにあるジャケットを参考に採寸できるので、オーダーしたジャケットをお持ちなら着ていくことをおススメします。
最短で約30分とありますが、実際にはもうちょっとかかるかなと。斉藤さん。の場合はブリティッシュとナポリを選んでそれぞれ採寸してもらったので、余計に時間がかかったというところはあります。
かなり細かく採寸してくれましたし、4型の説明や自分の体形‥主に肩のラインから合う合わないということを『やんわり』教えていただきました。ミラノは斉藤さん。にはあまり合わない型でしたね。
最終的に選んだのはコチラ。
まずは春夏のジャケット。
リネン×コットン×ポリエステルの生地で、とにかくザックリとしてザラザラした生地となっています。素肌で着たら痛いと思うくらい。
ジャケットということで型はナポリでお願いしました。
ボタンはオプションで3,000円の水牛ボタン。裏地は無料のポリエステルで、春夏なので背抜きでお願いしました。
お値段は35,000円+オプション3,000円で合計3,8000円です。
この価格帯ならおそらくポリ混じゃない生地も選べましたが、このザックリとした雰囲気のブラウンの生地がちょうどハマったんですよね。
続いて秋冬のフランネル。
こちらは上でも書いたとおり尾州の生地ですがかなり良かった。この生地で2着10,8000円はかなり頑張ってるなと驚きました。
もう1つダークブラウンの生地が良かったので悩みましたが、ワードローブ的にライトグレーのスーツが欲しかったのでこちらにしました。
ダブルのジレを追加でお願いしてスリーピースで着こなそうと思います。
スリーピースということもあって型はブリティッシュ。
ボタンはオプションで5,000円の水牛ボタン。ジレの分でさらに+2,000円とちょっと割高なイメージですがこれは仕方がない。
プラスチックのボタンはどうしても光の加減でチープ感が出てしまうので。
裏地は無料のポリエステルで秋冬なので総裏です。
最終的なお値段は スーツ50,000円+ジレ10,000円+ボタン7,000円で合計 67,000円 となりました。
ジャケット+スーツの合計は 11,3400円(税込) です。
スーツとジャケットの「オーダー」としては安いかなと思いますが、2着54,000円~を謳っているのを考えると高く見えますかね。
出来上がってこないとわかりませんが、これでちゃんとしたものが出来上がってくるならかなり安いと思います。特に尾州の生地。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は高島屋イージーメード2着セールに行ってきたという記事でした。
3/16に出来上がってくるようなのでその後に後編をやりたいと思います。秋冬のフランネルは出来上がった頃には着られないかもしれないですね。ギリギリなところです。
さて、以下の記事で挙げていた高島屋イージーメード2着セールをこれで消化。2月で2つ目の消化なのでかなり良いペース。
しかし出来上がりが楽しみです。スーツのオーダーってこのワクワク感がたまらない。自分の想像を超えるのかそうでもないのか。
これは直感ですが、きっと今回オーダーした尾州のフランネルスーツとは長い付き合いになりそうだなと。なんかそういうのってありますよね。
今回は以上です。ありがとうございました。