今回は面白い記事(動画)があったのでそちらの紹介と、今後のアパレル業界どうなってしまうの?ということについて予想しました。興味がある方はご覧ください。
コロナ禍が続く中、アパレル業界はとても苦しい状況が続いています。でも実はコロナの前から苦しい業界でもあったんですよね。コ
ロナによってさらに酷くなったのは事実ですが、コロナがなかったからといって状況が劇的に良くなっているとも思えません。
先日記事にした三陽商会については2015年以降ずっと赤字が続いていますし、紳士服業界もコロナの前から厳しいという記事が躍っていました。
頑張れ三陽商会!5期連続での赤字が確定‥赤字脱却か?破綻か? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
今回はまず面白い記事(動画)の紹介をしてから、アパレルの未来はどうなっていくのか?について予想します。
アパレル苦境でリストラがやまない事情。
アパレル苦境でリストラやまない事情【動画】 | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
上記の記事はYouTube動画へのリンクのようなもので、大した内容はありませんので以下の動画をご覧ください。
早期・希望退職の募集を開示した上場企業は93社と、リーマンショック後の2009年に次ぐ高水準だった。業種別ではアパレル・繊維関連企業が最多で、18社と全体の約2割に及びます。
動画をご覧になられた方は「えっそうなの!?」というよりも、「まぁそうだよね」という感想の方の方が多いのではないでしょうか。
昔はユニクロはちょっと恥ずかしいみたいな風潮がありましたが、今では全くそんなことはなく、プチプラを上手く着こなす人が称賛される世の中です。
もうなんちゃってブランドが生き残れる時代じゃないんです。
品質はユニクロ以下、値段は倍‥そんなブランドが生き残れるはずがない。
「うちはデザインが‥」なんてクリストフルメール相手に言えますか?
アパレル苦境はいつまで続く?今後はどうなる?
アパレル苦境はたぶん終わらない。
正確にはアパレルが苦境と思っている状況こそが「普通」であって、過去のバブルのようなことは2度とないと思っています。
耐えればなんとかなる、そんなことはないでしょう。
一般消費者が求めているのはユニクロ並みのコスパ。
一部の服好きが求めているのはユニクロにない何か。
例えば職人の手仕事による超絶技巧、例えば極上の生地‥そういったコスパでは得られることのできない「体験」にこそお金を払う価値を認めるのかなと。
あとはユニクロくらいのクオリティでも、何かひと手間‥例えば何かに特化してユニクロにない価値を創造するか。
ユニクロはベーシックなものが多く使いやすい反面、ここがこうだったらいいのにって思うところもあるんですよね。
これからの基準はユニクロです。
ユニクロに勝るポイントがないと生き残れません。
動画で紹介していた苦境の企業はおそらく生き残れないと考えています。その中にはずっと応援している三陽商会も含まれているのですが、コロナ過が過ぎればなんて考えていたら無理でしょう。
マッキントッシュロンドンなんかやってるようだとダメでしょう。
頑張れ三陽商会!5期連続での赤字が確定‥赤字脱却か?破綻か? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
差別化できる企業だけが生き残れる世の中になるのではないかと予想しています。
手足を食い続ける業界。
ファッション業界って手足を食べながら肥え太ってきた部分がありますよね。
雑誌やCMで、さも良いものに見せかけて低クオリティのものを売りつける。今は雑誌も苦境のようですが、場所を変えてYouTubeでやってますよね。
あれもいずれ苦しくなるんだろうなって思っています。
少し前にとある方と話をしていて以下のようなやりとりがありました。
斉藤さん。:昔、某YouTubeで褒めていたジャケットを買ったけど全然だった。
某氏:斉藤さん。あんなのはうちからすればジャケットじゃないですよ。あれと比べられたくないです。
いろいろ伏せますがこれは事実です。
つくづく自分はブロガーに向いていないと思います。だって儲からないもの。例えば
「財布 おすすめ」とかで検索すると『財布ブランド〇〇選』とかが上位に来るじゃないですが。あれ書いている人は絶対その財布使ったことないですよね。よくあんなこと出来るなって思います。
YouTubeでもありましたよね。効果のない女性の矯正下着で儲けて炎上、返金騒動とか。たぶんこういうことが出来る人がブロガーやYouTubeに向いている人。
人を騙してお金を儲けることに忌避感がない人ですね。
ファッション業界ってこういう人が多いイメージです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は面白い記事(動画)と、これからのアパレル業界の予想でした。
ちょっと最後の方はnoteに書くような内容でしたが、たまにはこういうのも悪くないでしょう。
noteでは結構こういうぶっちゃけが多いのですが、人目が多いこちらではちょっと難しいところがあります。
トレンドなんてやめちまえ!?アパレルに騙されるな!|斉藤さん。|note
ファッション好きはブランドのタグが欲しいのか?|斉藤さん。|note
アパレル業界の方が見ているとは思いませんが、自社ブランドでユニクロに勝てるポイントはなんなのかを考えた方がいいですよ。
逆にユニクロと被らない、それでいて安定しているところは大丈夫だと思います。お話しを聞くと結構そういうところも多いんですよね。
皆様はどう思われますか?是非コメント欄から教えてくださいね。
今回は以上です。ありがとうございました。