1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

日本の美!グランドセイコーのファーストモデルをご紹介。

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欲しい欲しいと言っていた時計を数年越しにようやく紹介できます。今回はグランドセイコーのファーストモデルをご紹介。是非ご覧ください。

 

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※ヤフオクで購入した時の画像をお借りしました

グランドセイコーのファーストモデルが欲しい、という記事を最初に書いたのはこちらの2018年の記事となります。

いつかは〇〇!第7回 Grand Seiko(グランドセイコー)の時計 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

当初はファーストモデルは買えないだろう、いつか現行のグランドセイコーを買えればと思っていたんですよね。

でもやっぱりファーストモデルが良いんですよね。見た目もサイズも。

 

2020年から本気で検討し始めて今年の頭にはこんな記事を書きました。

2021年に購入を検討しているアイテムをご紹介します! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

 

それでは数年越しの念願をかなえたグランドセイコーをご覧ください。

 

 

初代グランドセイコーの紹介はコチラ。

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1963年製、文字盤はアプライドロゴとなっています。

アプライドロゴとは文字盤と別に作られたインデックスは貼っているものです。

上から貼っているので立体感が出るのが特徴。

ちなみに最初期は「彫り文字盤」と呼ばれる職人が1つ1つ手作業で彫っている文字盤で、そちらの方がコストがかかっているのでレアです。

 

Ref.J14070(リファレンス番号)

Cal.3180(ムーブメント)

 

リファレンス番号は型番。

ムーブメントは中身の機械で、当時のセイコーの技術の粋を極めたものです。

オーバーホール済みの状態ですが、50年近く経っても日差10秒もないです。

 

ちなみにCal.3180はセイコー初となるハック機能(秒針停止機能)を備えています。

実はこれしらなかったのでちょっと驚きました。

 

文字盤と針

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文字盤はクリーム色なんですが照明の関係で色味が変わっています。

まず間違いなく文字盤はオリジナルではないと思います。

状態が良すぎるのでリダンでしょう。

 

人によると思いますが斉藤さん。はリダンでも気にしません。

オリジナルでボロボロの文字盤よりもリダンで綺麗な方が好きですね。

 

時針分針の針はどうでしょうね。

グランドセイコーの特徴の1つがこの堂々とした太めの針ですよね。

これは結構傷だらけなので本物っぽいなと思っています。

 

リューズと獅子の紋章

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リューズも綺麗すぎるのでオリジナルではないでしょう。

獅子の紋章は良い感じに摩耗しているので本物かな。

一度取れたものを後から接着しているのかもしれませんね。

獅子の紋章の口がリューズの上(3時上)になっているのが正しい位置です。

 

サイズ感は?腕に巻いてみた。

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文字盤の色はこの写真が一番近いです。

ケース径は35㎜くらい。

大きく見えるかもしれませんがそれはベゼルが細いからですね。

 

個人的にはちょうどいい感じのサイズ感だと思っています。

このサイズ感って時計選びで一番重要なポイントだと思うんですよ。

腕が太い細いで似合う時計は全然変わってきます。

斉藤さん。は腕が細いので大きい時計が似合わないんですよね。

 

ヴィンテージウォッチはどこにこだわるか。

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今回はヤフオクで購入しました。

ちゃんとしたお店に比べたらリスクは高いと思います。

ただそのぶんお値段も控えめで、256,000円で購入できました。

お店で購入したら400,000円前後はするのでだいぶ安く買えたと思います。

 

文字盤やリューズがあきらかにオリジナルでないというのも安く買えた理由でしょう。

尾錠も社外製ですしね。

やはり「オリジナル」にこだわる方ってとても多いです。

それはそれでいいと思いますが、斉藤さん。は状態が悪いオリジナルよりも綺麗なリダンの方が好きです。

あっ、ちなみにリダンというのは修復した文字盤のことです。

 

唯一こだわるのは中身のムーブメントが本物かということ。

当たり前ですがこれが違うとそれはもう別の時計ですからね。

あとは雰囲気ですよ。ちゃんと初代グランドセイコーか。これに尽きます。

文字盤やリューズは限りなく精巧に作られているのであれば綺麗な方がいいです。

 

もしヴィンテージ、アンティークウォッチに興味があるという方は、どこにこだわるかを考えた方が失敗しないと思います。

フルオリジナルで綺麗じゃなきゃダメだ、という場合は‥そもそも見つけるのが尋常じゃないほど大変だと思います。お金の問題じゃないかも。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はグランドセイコーのファーストモデルをご紹介しました。

念願の時計を手に入れたぞ!

 

グランドセイコーの音が美しいんですよ。

いや、裏蓋は開けていないので偽物かもしれませんが、写真を見る限り大丈夫でしょう。

時計によってゼンマイの音って違うんですが、他にない高い音がします。

 

防水機能がないので梅雨時期にはなかなか出来ませんが、これから10年20年と愛用していきたいと思います。一生モノの時計を手にすることが出来ました。

 

今回は以上です。ありがとうございました。