今回は「カッコいい」について簡単に考えてみたいと思います。皆さんにとってカッコいいってどんな人？一瞬カッコいいのとずっとカッコいいって違いますよね。そんな話しです。
カッコいい。
この言葉は時代によって変わりますよね。
いや、実はそうではないんです。ずっとカッコいい、というスタイルだったり人はいる。一方で振り返ると「ダサっ」っていうスタイルもある。
これについて皆様はどう思いますか？
ひょっとしたら今皆さんがしているスタイルは黒歴史化もしれません。
一方で振り返っても「やっぱりカッコいい」と思えるかもしれません。
この違いって未来の自分にとって凄く大きいと思います。
カッコいいには2種類ある。
不変のものと一瞬のカッコよさ。
例えば80年代後半、90年代前半のドラマを見ると、酷すぎて笑ってしまう。是非調べて欲しいのですが、こんなものがトレンドで「カッコいい」と言われていたんです。
一方で古い映画‥例えば「カサブランカ」を観て下さい。今でも十二分にカッコいい男と女が出ていますよね。
ずっとカッコいいもの、その一瞬はカッコよく見えても、時間が経つと嘲笑の対象になるスタイルがあるということです。
勘違いしないでください。
別にクラシックスタイルが良くてモードがダメだって言いたいわけじゃない。
モードだって時間がたってカッコいいと思えるものもある。
それはつまり定着して市民権を得るということ。
今の流行りは市民権を得られるのか？
クラシックファッション。
謎な言葉ではありますが、わかりやすくもあります。
クラシック＝古典、ファッション＝流行、と考えると意味不明さが伝わるでしょうか。ただこの言葉ってわかりやすいんです。
現在、クラシック回帰の流れもあってクラシックスタイルというのが、流行の1つだったりします。だからこそのクラシックファッション。わかりやすい。
クラシック「ファッション」ですから、時間が経つと消え失せそうなものもあります。
これについて皆様はどう思うのか。
例えば業界人に多く見られるアンクルソックスを使った足元の抜け感。
これって10年後に見えてカッコいいでしょうか。
個人的には難しいラインだなと。
最近ではSNSが発達していることもあって、自撮り写真を簡単に発信できる世の中になりました。一方で全世界に簡単に発信できるということでもあります。
一度Webに流出した画像は未来永劫残ると思ってください。消すことが出来ないデジタルタトゥーです。
子供どころか孫が見るかもしれません。
10年後に「何これダッサ」って言われる時代が来るかもしれません。その時に「この時代はこういうのが流行ってたんだよ」って笑いながら返せますか？
「お爺ちゃんダサいね」って言われる時代が来る可能性があるんです。
結局は色あせないスタイルだ。
当ブログではクラシックスタイルを推奨しています。
これはもうずっと言い続けていますが、色あせないからクラシックスタイルなんです。
いや、俺はデジタルタトゥーを恐れないぜ！っていう人は好きにすればいい。
でも90年代のトレンディドラマみたいな装いの写真があったら、それは恥ずかしくて見せられないでしょう？
つまり後悔だけはしないように考えましょう。少しは想像力を働かせましょう。
この想像力って装いをする上でとても大事です。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はカッコいいって何だ？ということに焦点を当ててみました。
人を不快にしなければ好きな装いをすればいいと思いますよ。ただ、10年後、20年後に見返したときに恥ずかしくない装いをした方がいい。
特にSNSにアップするというのは全世界に公開するのと同じことです。
まぁ自分もそうなのですが(笑)
世の中どんどん変わります。
そして人間は年を取るし環境は変わって行きます。子供がいたらいずれ孫が出来るかもしれません。子供に、そして孫に笑われないようにしたいものですね。
今回は以上です。ありがとうございました。
