高い=良いものである、これはあながち間違いではありません。ただ高いものが欲しいのか?と言われるとそれは違う。今回はそんなお話し。
ファッション好きの人って高価なものを買っていますよね。
普通の人だったらスーツに10万円って時点で若干引くと思いますし、30万、40万とか聞いたらドン引きするのではないでしょうか。
これはスーツだけでなく、靴や鞄や時計といった全てのアイテムに言えることだと思います。
だって布だぜ!?
誰の発言か忘れましたが、興味がない人からしたらそうなるのもわかる。
ただ今回は必ずしも高いものが欲しいわけじゃないんだよ、というファッション好きのための弁明です。
欲しいのは人生への活力である。
例えば車が好きな人ならドライブをすることでモチベーションがあがりますよね。
基本的にはこれと同じで、良い服、靴、時計を身に付けることでモチベーションが上がるんですよ。その1日を気分良く過ごすことが出来る。
いずれは飽きる、という人もいるでしょう。
正直、そこは人によると思います。斉藤さん。がモード好きだったころはピークアウトしたら着る頻度が減り、着てもモチベーションが上がらなくなりました。
でもクラシックスタイル、つまりスーツやジャケットを中心としたスタイルをするようになって、飽きるという感覚がなくなりました。
毎日、今日は何を着ようかなと考え、その日の装いを楽しむようになりました。
残念ながら全ての服を等しく愛しているか、と言われたらそれは違います。
ワードローブには1軍、2軍が存在するし、着用頻度にはバラツキがあります。でもだからといって2軍のアイテムに飽きたというわけではありません。
【令和2年11月6日】斉藤さん。の独り言@ワードローブの1軍2軍。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
1軍のアイテムの方がモチベーションが上がる。これに尽きます。
新しい古いは関係ありません。新しいもので早めに2軍に行くアイテムもあれば、ずっと1軍でありつづけるアイテムもある。
だからこそ高くても納得が行くものが欲しいのです。
その方が結果的に経済的なことが多いので。
欲しいのは感動体験である。
ファッションに興味がない人の、ほぼ100%が服や靴を履いて感動したことがないでしょう。
素晴らしい映画を観て感動する、美味しいものを食べて感動する、面白い小説を読んで感動する、これらと比べて遜色しない感動を、服や靴から得ることが出来るのです。
人はいつかは死にますよね。死んだらお金は持っていけません。
だったら1つでも多くの素晴らしい体験、感動を味わいたくないですか?
残念ながら安価な服や靴で感動するのは無理です。
ユニクロがいくらコスパの良い服を作っているといっても、そこで感動するのはよほどハードルが低くないと難しい。牛丼が美味しくても感動しないのと同じ。
だから声を大にして言いたい。
高いものが欲しいんじゃない、新しい感動体験がしたいんだ。
スーツや靴をオーダーするときに毎回想像します。次こそ最高の感動体験が出来るのではないかって。
欲しいのは布ではない、技術やデザインである。
高価な服や靴、時計といったアイテムたちは、とても手間ひまかけて作られています。
ウールのスーツがあるとして、羊の毛を刈るところからスタートして、最終的にスーツになって我々の手元に渡ります。この間にどれだけの技術が詰め込まれているか。
この技術の詰め込んでいる量が価格なわけです。
あと、「布だぜ!?」って服地を下に見ているようですが、最高級の生地は革よりも高いし、ビキューナ100%でコートを作ったらちょっとした高級車より高いくらいです。
話しが少し逸れましたが、布が欲しいのではなく、服が欲しいんです。
それも感動できるような服が。牛丼ではなく松坂牛のしゃぶしゃぶが食べたいんです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はファッション好きのための弁明をしてみました。
正しく弁明になったかはわかりませんが、人それぞれ思うところはあるのではないでしょうか。
中には高いものに憧れる、高いと自慢できるから欲しいという人もいるかもしれません。でもそれは極少数だと思います。
趣味は興味ない人には理解されないものです。
斉藤さん。視点で弁明してみましたが、少しでも理解いただければ‥って思いましたが、そもそもファッション好きしか見ないブログでやっても意味ないですね。
今回は以上です。ありがとうございました。