今回はスーツの生地について。といってもマニアックな話しはしません。生地の良し悪しと好みって別じゃないですか？そして値段も。そんな話をつらつらと書きますので興味がある方はどうぞ。
クラシックスタイルの花形といえばスーツ、そしてジャケット。
お好きな人も多いでしょう。そしてそういう方は生地にもこだわる方が多いかと思います。いや、むしろこだわらない人を見たことがない。
人と自分の好みが違う、でもそれって当たり前のことです。
ラーメンが好きな人がいるのと同じように蕎麦が好きな人がいる。同じことです。
でもそれと良し悪しってまた別の話しでもある。
今回はそんな話しなので興味がある方はどうぞご覧ください。
生地の好みと良し悪しは違う。
何度も書いているのでご存じの方も多いでしょう。
斉藤さん。は夏はリネンやモヘアの生地が好きです。過去にはこんな記事も書きました。
これを読んだらきっとリネンが好きになる。 - 1978 －アラフォーからの一生モノ探しー
これを読んだらきっとモヘアが好きになる。 - 1978 －アラフォーからの一生モノ探しー
でも「いやいや、やっぱり夏はコットンでしょう」という人だっています。
正解なんてないんですよ。結局は好みの問題。
それでも生地の良し悪しはあります。「悪い」というと語弊がありますが、どちらがより良いかというのはあります。10段階評価で7点の生地もあれば10点の生地もあるということ。日本でそんな酷い生地ってみたことないので、2点とか3点みたいな生地は探す方が難しいと思います。
例えば昔、モヘア混の「トニック」でスーツをオーダーしたことがあります。この時にありがたいことにヴィンテージのトニックと、現行品のトニックを比べることが出来ました。これは似て非なるもので、個人的には、そしてお店の方の評価もヴィンテージの方が上というもの。
ただ、現行品の方が好きだという方がいても別におかしいとは思いませんでした。
味覚が人それぞれで違うように、生地の好みが違うことはおかしいことではないと思います。
おかしいと思うのは。
ただおかしいと思うこともあります。
それは例えばイタリア生地にあるような光沢のあるウールの生地と、ハリスツイードのような全く違う生地を比べるということ。
これはもう比較のしようがない。
ラーメンとチャーハンのどちらが美味しいかって意味がないじゃないですか。そんなの好みによるよねって話しなので。比較するなら同じカテゴリで比較しないと。
例えばフォックスブラザーズのフランネルと、AkamineRoyalLineのフランネルを比較するのは正しい比較。そこは好みと価格で決めればいいと思うんですよ。
そう、ここで価格が登場です。
価格ってとても大事です。誤解を恐れずに述べますと生地は服ですらないただの布です。例えば違うフランネルを目をつぶって触ってみて、違いがほとんど感じられないのであれば安い方が良くないですか？
有名ブランドかそうでないか、有名ブランドに惹かれる気持ちはわからなくないのですが、自分でわからないならそれは同じものですよ。
好きじゃないけど良い生地もあるよね。
斉藤さん。の生地の好みはだいぶ偏っています。
ファッションブロガーのワードローブを大発表！？【2023年2月】 - 1978 －アラフォーからの一生モノ探しー
そして「この生地めちゃくちゃ良いな、好みじゃないけど」っていうのもあります。
例えばエスコリアルという生地があります。スペイン国王が愛したと言われる素晴らしい生地です。これは誰が見ても素晴らしい生地だと思います。
でも別に好きじゃない。これはもう本当にただの好みの問題。
いや、他の人が着てると「うわ、めっちゃいい」ってなるんですよ。
まぁ美人みたいなものでしょうか。誰が見ても美人だけど好きになるかは別の話しじゃないですか。そんな感じです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はスーツの生地について考えてみました。といってもとりとめもない駄文を書いたように思いますが、いつか清書版をどこかで書くかもしれません。
何となく書き始めましたが一気に最後まで書けました。
むしろ書き足りないくらい。でも気軽に読む記事としてはこれくらいが良い分量かなって思ったのでここまでで。
皆様はどんな生地が好きですか？
こんな記事を書いていたらまたスーツをオーダーしたくなりました。もっとも今年は金欠で無理そうですが(笑)
今回は以上です。ありがとうございました。
