1978 -アラフォーからの一生モノ探しー

アラフォーのオッサンが自分のスタイルを探し続けるブログ。

服を買うなら捨てなくていい服を買おう。

今回は「服好きは捨てないことを意識しましょう」というちょっと真面目な話し。ファッション業界の人って捨てろって言う人がいるんですよね。とりあえずご覧ください。

 

服は5年で捨てろとかいうスタイリストとか、カッコ良くなるためにまず服を捨てろとか、そんなことを安易にいう人がいるのがファッション業界。本当にろくでもない。まずは捨てなくてすむ服の買い方を教えなさいよと。

 

それこそもうそういう時代ではありません。安かろう悪かろうの時代はお終い。マクドナルドがハッピーセットでやらかして、その結果ハンバーガーが捨てられて炎上する時代なんです。それなのに服は当たり前のように捨てる。

 

捨てない服をなるべく買う。そして捨てるなら天然素材100%のものを捨てましょう。高いけど。高くて捨てられないくらいがちょうどいいと思いますね。

 

 

服はなるべく捨てない、捨てるならあげる。

 

ジャケットや軽アウターで着なくなったものは子供や甥っ子にあげるようにしています。ちゃんとしたものなので、世間一般からしたらそれなりに良いもの。そうじゃないと人にはあげられません。迷惑なので。

だって中古のファストファッションをもらっても困りますからね。

 

だからある程度ちゃんとしたものを買いましょう。えっ?俺はあげるんじゃなくて捨てるから安いので良い?

是非「ファッション・リイマジン」や「燃えるドレスを紡いで」という映画を観ていただきたい。

 

行きつくところは地獄。

引用:https://www.businessinsider.jp/post-270966

 

ガーナにある「ファストファッションの終着駅」…運ばれた古着の3分の1は埋立地行き | Business Insider Japan

 

上の記事をご覧ください。

地獄のような光景です。これがファストファッションの現状です。そんなの知らんと、売ってるものを買って何が悪い。ちゃんとルールを守って捨ててるだろ!っていう人もいるでしょう。制度上は問題ありません。

 

でもその考えって品がないと思うんですよ。

知らないなら仕方がない。でも知っててその開き直りというか、考え方は品がないなって思う。許されているけど品がないことってありますよね。

 

昔、会社の先輩と一緒に うどん屋 にいったときに、その先輩が無料だからという理由でとんでもない量のネギを入れたんです。すげー品がないなって思ったんです。

さすがに「それはどうなの?」っていう話しをしました。

 

処分をするなら土に還る服を。

 

天然繊維100%のものがいい。化学繊維ならレーヨンやキュプラのような「再生繊維」と言われるもの。これらは土に還るのでいい。

近年はポリエステルのような石油由来の化学繊維を土に還る研究がされていますがなかなか上手くいっていません。いずれはこれも解決されるかもしれませんが、現時点で間違いないのは天然繊維です。捨てるなら土に還るものを。

 

あと海洋汚染の問題もありますね。ポリエステル等の服を洗うとマイクロプラスチックが流れて海洋汚染をしているのだとか。

 

出来る範囲で、そして拡大解釈をしてはいけない。

 

こういう話しをすると必ず出てくるのが他のものをあげて内容を薄めてくる人。

例えば「じゃあペットボトルはいいのか?」とか「たばこのフィルターはいいのか?」とか全く関係のないことを言いだす人。そんな話はしてません。服の話ししかしてない。

 

ただ1つ言えるのは選択肢の有無は大事。

飲みたいものがあってもペットボトルしかないことって当たり前にありますよね。たばこのフィルターなんて選択肢もない。コンビニ弁当だってスナック菓子だって容器の選択肢なんてないじゃないですか。それらを全部否定するなんて無理です。

 

でも服は違いますよね。ポリエステル100%の服じゃなくて天然素材100%の服をいくらでも選べます。服が好きならポリエステルがどれだけ環境を汚染しているのか知りましょう。その上で買いましょう。

これだって絶対そうしろなんて話ではありません。買うときに意識するだけでも十分です。

 

まとめ。

いかがだったでしょうか。

今回はなるべく捨てなくていい服を買おうという内容でした。

正直、難しいという人もいるでしょう。お金がないけど服が好きという人もいますから。でも意識して素材を確認して欲しいと思います。買った後のことを考えて欲しいと思うんですよ。それだけです。

 

あと100%全てやめろ!ってわけでもないです。

斉藤さん。だって全部やめてるわけではありません。ただ意識して減らしています。なるべく天然素材を選ぼうぜって話しです。100%やめるのが理想ですが、我々は現実世界に生きているのでいきなり100%って難しいと思います。だからこそ理想に近づけていくべきなのだと考えています。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。