
2019年、「作業服としてのスーツはいずれ終わる」と書きました。
あれから数年、社会はその方向へ確実に歩みを進めているように感じます。
ビジネススタイルのカジュアル化は、もはや一時的な流行ではなく、働き方そのものの変化として定着しました。
ネクタイを締める人はいなくなり、革靴よりスニーカーを選ぶ人が増え、スーツは“会社の制服”としての役割を静かに終えつつあります。
この変化を寂しく感じる人もいるでしょう。
しかし2019年に書いた通り、私はむしろ歓迎すべきことだと考えています。
2026年現在のビジネスカジュアルについては以下に書いています。
作業服としてのスーツ文化は終わりを迎える

― 作業服としてのスーツは一度死ぬべき
2019年当時の書き方は少々過激に映るかもしれません。
しかし、長い間、日本のスーツは「とりあえず着るもの」でした。
価格が安ければいい、どれも同じに見える、着こなしよりコスパが優先される。
そんな価値観が社会全体を覆っていたのです。
ビジネスのカジュアル化が進んだことで、
“義務としてのスーツ”は役目を終えつつあります。
これは破壊ではなく、むしろスーツ文化再生のためのプロセスだと捉えています。
クラシックは流行ではないから不滅である

映画『マイ・インターン』でロバート・デ・ニーロが語ったように、
クラシックは流行ではないからこそ不滅なのです。
スーツ離れが進むほど、
「きちんとした装いを選ぶ理由」が義務から美意識へと変わっていくでしょう。
そのとき初めて、クラシックを選ぶ人の魅力は際立つと思います。
装いを通じて自分を整える。
人からどう見られるかを意識する。
その姿勢こそがクラシックの本質であり、スーツ文化の核にもなる。
選んでスーツを着る人が増えれば、必然、スーツはカッコよく見えるものです。
作業服としてのスーツは終わり、スーツ文化が再び始まる

作業服としてのスーツは静かに、そして確実に退場しつつあります。
しかし、クラシックは終わりません。
むしろこれからが本番です。
2019年に書いた通りになりつつある中で、
これから数年内にスーツは形を変えて復権すると予想します。
ビジネスにおける作業着から、カッコいい服として。
そのとき、日本に本当の意味での紳士文化が根付くのではないでしょうか。
5年後、10年後がどうなっているのか楽しみですね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は、2019年に書いた記事を改めて見つめ直しながら、
「作業服としてのスーツ文化は終わり、クラシックは再び始まる」という視点でお話ししました。
個人的に、スーツがトレンドになる日も近い気がしています。
ただ、それがどのような形でトレンドになるのか。
クラシックなスーツなのか、それともファッションとして消化されるスーツなのか。
皆様は、今の日本のスーツ文化についてどう感じているでしょうか。
そして、これからの装いはどう変わっていくと思われるでしょうか。
今回は以上です。ありがとうございました。