お待たせしました!今回は数カ月前から温めていたアカミネロイヤルラインの「モールスキン」のトラウザーズをご紹介します。そろそろ秋冬のオーダー時期ですよね。皆さんは何をオーダーするのか決めましたか?
オーダーした時のお話しはコチラ。
ありがちな流れ作業のようなオーダーではない、本当に上質なオーダー体験がアカミネロイヤルラインの特徴です。服好きの方には是非一度体験していただきたいですね。
一生穿ける!?極厚モールスキンのトラウザーズ。
ヘヴィーウェイトのモールスキンで仕立てたトラウザーズ。
カラーはブラウンで裾はダブルの5㎝です。
モール(もぐら)スキン(肌)と言いますが、実際にもぐらの皮を使用しているわけではなく、コットン生地となります。
丈夫で暖かく作業着などに使われるような生地です。もちろん軽めのものもあって、世間一般にあるモールスキンのトラウザーズはもっと軽い生地ものですね。
1プリーツ&サイドアジャスター
アカミネロイヤルラインの特徴の1つに、ディティールは赤峰先生が決めるというのがありますが、1プリーツは要望を出したような気がします。
昨今は2プリーツがトレンドですし個人的に2プリーツも好きです。ただ、最近は何だかんだで1プリーツが一番だと感じています。
これは本当に趣味ですけどね。
ちょっと前は細身のノープリーツ、そこから一気に太目の2プリーツにトレンドが移り変わりました。いずれ1プリーツの時代になるのかな?まぁトレンドなんか気にしたらダメですよ。
ボタンフライ
アカミネロイヤルラインのスーツはジップフライでしたが、今回のトラウザーズはボタンフライ仕様でした。ボタンは水牛だと思います。
ボタンフライの方がクラシカルだと思いますし、ボタンを多く使うのでコストもかかると思います。
ただ、個人的にはジップフライも好きですので特にこだわりはありません。
ディティールとしてはボタンフライの方がカッコいいと思うものの、使用するにあたってはジップフライの方が楽ですからね。
ブレイシーズ(サスペンダー)仕様
当然のようにブレイシーズ用のボタンが付いています。
サイドアジャスターのトラウザーズがトレンドですが、ブレイシーズ用のボタンが付いていないというのは多々あります。というかだいたい付いてないです。
アカミネロイヤルラインのスーツやシャツもそうですが、それぞれ赤峰先生の美意識というものが詰まっていると感じますね。
生地
見て下さい。この厚み。
裾で折られているところをお見せしていますが、折られているとはいえ厚みは8㎜くらいあります。
赤峰先生曰く「このトラウザーズを穿いていたら転んでも大丈夫。怪我しないから。」と言われました。確かに膝をすりむいたりはしないでしょう。
ちなみにトラウザーズの重さは約1kgでした。
手で持つとズシっと重いです。
20年は優に穿けるであろう生地感ですね。
サイズ感はコチラ。
ジャケットや靴は借り物です。
過去にもこの写真を紹介したことがあるので見覚えがある方もいるかもしれません。
改めて写真を撮ろうかと思ったんですが暑くて断念しました。
いずれ、なるべく早いうちに‥は無理かもしれませんが、着こなしをやりたいと思うので少々お待ちください。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
これから夏という時期ですが、そろそろ秋冬のオーダー時期ということで「モールスキン」のトラウザーズをご紹介しました。
お値段は 60,000円 程度だったと思います。ちょっとお高いですが、一生モノのトラウザーズと考えれば安いくらいでしょう。
最近ではインコテックスやPTも4万円以上するものが多く、アカミネロイヤルラインのトラウザーズはオーダーで、しかもこの生地でと考えていただければ。
皆様は秋冬のオーダーはどこで何にをお願いするか決まりましたか?
トラウザーズをオーダーするというのも面白いと思いますよ。スーツやジャケットに比べたらお手頃ですからね。
今回は以上です。ありがとうございました。