レビューした後、数年してどう評価が変化するのか?再評価シリーズはそういう内容となっております。10段階評価でズバリ評価しますので是非ご覧ください。
四季を問わずニットが好き。
特に秋冬はニットが大活躍する季節になります。そんなわけで今回は秋冬を目前に控えて991のハイゲージニットを再評価したいと思います。
最初にレビューしたのが2018年なのでだいたい4年くらい愛用しました。
当時のレビューは以下をご覧ください。
カシミヤを超えたウール!?ついに991のニットを購入レビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
斉藤さん。はニット好きですのでいろいろなブランドのニットを着てきました。
その上で991のハイゲージニットはどうなのか?是非ご覧ください。
991のハイゲージモックネックニットを再レビュー!
一時期ほど991のニットについて聞かなくなりました。
実際に昔は取り扱っていたお店でも取り扱いがなくなっていたりと、残念ながら購入しやすい環境にはないようです。
コロナ過になって新作が発表されず、大丈夫なのかと心配していた時期もありますが、現在は先行予約制で販売しているようです。
991は死なず!佐藤繊維の新しいブランド「nist」も気になる! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
さて、991のハイゲージニットですが、一言で申し上げますと素晴らしいです。
ニットの重要なポイントに以下の2つがあると考えています。
- パターン(型紙)の良さ
- 生地の良さ
1つ目のパターン(型紙)については自分の体に合っているか、ということ。
先日ある方と会話する中で「良いニットですね」と言うと「いや、このニットパターンが合わないというか方が突っ張る感じがするんですよね」と返されました。
私もそのブランドのニットを所有していて、同じことを思ったので「ああ、わかります」という会話で盛り上がりました。
海外ブランドのニットはこういったことが結構あります。
次に生地の良さはそのままです。
ハイゲージニットの場合、滑らかで肌触りが良く、伸縮性が高いものが好まれます。ハイゲージは体へのフィット感が強いのでこのようなものが好まれます。
例えばシルク×カシミヤなんかはその代表的な例ですね。
それでは991はどうでしょうか?
まずパターンは日本人の体型に合わせて作っているのでだいたいの人に合うでしょう。斉藤さん。は肩に特徴があるタイプですが、991のニットに不満はありません。
次に生地は?というと、これがこのニットの目玉。
佐藤繊維オリジナルの生地で「Sultan(サルタン)」と呼ばれるウール100%の生地ですが、カシミヤよりも細い繊維のウールを使用しています。
カシミヤのようなフワトロ感はありませんが、しっかりと滑らかさはありますし、しなやかな生地感です。
ウールの耐久性も備えていて水洗いも可能なので、斉藤さん。はネットに入れて洗濯機で洗っています。
あと痒い所に手が届くポイントは、一部でホールガーメント製法を取り入れていること。だいたいのニットは前身ごろと後身ごろをを縫い合わせるのですが、このニットはそれをしていません。
縫うと出っ張りますので、素肌で着るとそこが当たってストレスに感じることもあります。まぁ素肌で着なければ気にならないかもしれません。
斉藤さん。はニットを着用するときにインナーを着る派ですが、このニットのように透けない、そして水洗いが出来て、ホールガーメントが使われているものは素肌で着ることもあります。
その方が本来の着心地を味わえそうなので。
10段階評価で何点なのか?
約4年間の間着込んだ991のハイゲージモックネックニット。
ニット好きからの評価は‥。
10段階評価で9点です。
このニットはとても悩みました。10点か9点かで。
素晴らしいニットだし、ハイゲージニットの頂点の1つだと感じています。
着心地の良さ、耐久性、もちろんシルエットだって美しい。
価格は4万円オーバーなので安くはありませんが、イタリアブランドのニットにはもっと高額なものが沢山あります。
足りないのは斉藤さん。の経験値。
ハイゲージニットについてはもうちょっといろいろと経験をしたい。天井がどこなのか?が見切っていないということです。
今後ひょっとすると10点になるかもしれません。その場合はまた修正します。
何となくですがこのニットは天井にあるような気もするんですよね。
991のハイゲージモックネックニットを使った装い。
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ブラウンのスーツやジャケットと合わせて着用することが多いです。
もちろんネイビーとの相性も抜群です。
モックネックが好きか、タートルネックが好きかは人それぞれですが、使い方としてはだいたい同じになると思います。
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こんな感じとか。
このニットは所有しているブラウン系のジャケットや、スーツのボタンの色に合う色味なので重宝しています。
何気にニットもカラバリが重要なのでいろいろ増えていきます。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は「再評価シリーズ」で、991のハイゲージモックネックニットを再評価しました。
いつも通り忖度のない10段階評価でした。
毎回書きますが、これはあくまで斉藤さん。の評価ですのでそこは誤解しないでくださいね。
今後も数年前に紹介したアイテムを定期的に再評価していきますのでお楽しみに。
素晴らしいニットというのが結論。
近年残念ながら購入しやすい状況ではありませんが、この記事をご覧になって興味を持たれた方には是非試していただきたいと思います。
シルクカシミヤとは違った良さがある、しっかりとしたニットです。
今回は以上です。ありがとうございました。