韓国のニットブランド「IOLO」のベビーキャメル混タートルネックをご紹介。DORSOの齋藤力氏に勧められて購入したけど‥良いですよ。是非ご覧ください。
DORSOで行われたIOLOのトランクショーで購入したベビーキャメル混タートルネックが手元に届いたので早速着倒しています。これいいですよ。
特にタートルネックが好きで毎年買い足していますが、IOLOは齋藤力氏がおすすめするだけあって良いニットだと思いました。
ニットってシンプルなのですがパターンが体型に合わなかったり、クオリティが高いとはいえ高額すぎたり、逆に価格の割にクオリティがユニクロと変わらなかったり。
なかなか理想の1着に出会うのは難しかったりします。まぁそれはニットに限らずある問題ですがIOLOは人によっては理想になり得るかもしれません。
IOLOのベビーキャメル混タートルネックをレビュー!
ベビーキャメル混のタートルネック。カラーは生成りに近いオフホワイトになります。ちょっとクリームっぽい色味ですね。
生地はメリノウール47%×ベビーキャメル32%×ナイロン21%の混紡。だいたいミドルゲージになると思います。
化繊混紡なので、化学繊維が嫌いな人にとってはNGかもしれません。斉藤さん。も好きではありませんが絶対NGというほどではありません。
こちらは全体がリブ仕様。一般的にニットのリブといえば袖口や裾に使われますが、こちらのニットは全体がリブになっています。着用時にスリムなシルエットになるのでローゲージやミドルゲージであってもジャケットのインナーに使いやすいのが特徴。
ご覧のように袖口や裾はリブになってません‥というか全部リブなので袖口が細くなっているくらいですね。
ネックと生地の雰囲気はこんな感じ。
生地がいいですよ。触った感触としてはカシミヤっぽいのですが張りがある。ウールとキャメルがメインなので張りがあるのは当然といえば当然。
ただとても柔らかいし、手元にある別ブランドのウール100%ミドルゲージとは全然違います。同じく別ブランドのキャメル混ローゲージともキャメル100%とも違います。
いろいろ比較すると柔らかさはベビーキャメル、しっかりした張りがウールといった感じなのでしょうか。ちょっと誰かに触って確かめてもらいたい。
ただ何も知らずに触ったらカシミヤと勘違いする人が多いと思います。
IOLOのサイズ感は?
175㎝、65㎏の斉藤さん。が着用しているのは Lサイズ となります。
着丈も良いですね。着丈が短いのがあまり好きではないので最低限これくらいは欲しいと思ってしまう。たまに短めのブランドがあるんですよね。
リブ仕様なので結構しっかりとしたフィッティング。ローゲージやミドルゲージにあるゆったり感は控えめです。もちろんハイゲージほどピタピタでもありませんが。
普段MとLでサイズを迷う方ならLサイズを選べば間違いないと思います。
IOLOのタートルネックを使ったコーディネート紹介。
上はスーツ、下はハンティングジャケットのインナーに。
いずれもAkamineRoyalLineのものですがアームホールが大きめなのでミドルゲージのニットとも相性がいいです。リブ仕様でスリムなのでこういうコーディネートも。
ジャケットやスーツが好きで、しっかりとしたニットを合わせたい人にはリブ仕様をおすすめ。
しかしこのニットはやっぱり色が良いですね。ほんのりクリームがかった色がいい。自分のワードローブとの相性がとてもいいので活躍してくれると思います。というか相性が悪いカラーを探す方が難しいかもしれません。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は韓国のニットブランドIOLOのベビーキャメル混タートルネックをご紹介しました。いずれはベーシックなモックネックも試してみたいですね。
さて、気になる価格ですが 60,500円(税込)でした。IOLOでは糸から全て自社製、韓国製と聞きましたがクオリティは高いと思います。そしてクオリティを考えるとかなりコストパフォーマンスも高い。
冒頭で人によっては理想の1着になり得ると書きましたが、それはクオリティとコストパフォーマンス、そして独自性の3拍子が揃っているから。日本のニットも素晴らしいのですがIOLOも負けず劣らず。メイドインジャパン好きとしてはちょっと危機感を覚えました。
今回は以上です。ありがとうございました。