
今回はスーツについて。スーツが好きで置く場所がないのにオーダーする。そんなスーツ好きがこだわるポイントに興味がある方は是非ご覧ください。
ブログの読者様からの質問に答えるという企画。
興味がある方向けに斉藤さん。なりの回答をさせていただきます。
斉藤さん。が素晴らしいのは、顧客視点でのこの内容を高頻度で書き続けていることですね。ということで、大いに応援したく、私見をコメントさせていただきます。お役に立てるか自信がありませんが、応援の気持ちと受け止めていただければ幸いです。
(1)生地について
斉藤さん。はリネンがお好きですよね。
生地については、もっとこだわりやお持ちのアイテムの好きなところ、イマイチだったところなど、齊藤さん。の好みやこだわりを聴いてみたいです。(2)裏地について
多くのビスポークを経験されているので、このあたりの話も聞きたいです。総裏、背抜きのこだわり、表地との合わせ方などなど(3)ポケットの仕様
フラップ、玉縁、スラント、チェンジ、トラウザースなど、ポケットのデザインはいろいろオーダーできますが、どんな価値観でどんなデザインを選んでいますか?(4)シャツのデザイン
カラーやカフの型はどのように選んでいますか?これもオーダーをイメージしていますが、いろんな使い分けをされているのではないかと拝察しています。
と、ここまで書いてきて、要するに斉藤さん。の好みやこだわりをもっと聞きたいんだな~と気づきました。それが最も現れるのがビスポークなんですよね~と、勝手気ままに記しました。
これからも頑張ってください。
更新を楽しみにしています。
スーツ好きがスーツに対するこだわりを語る。
スーツはジャケットとトラウザーズに分けられますので、それぞれについて自分のこだわりというか、好き嫌いについて語ってみたいと思います。
もちろん斉藤さん。の好き嫌いなので、その他の人やモノを否定する意図はありません。ご承知おきください。
ジャケットのこだわりは?

「no jacket no life」は言い過ぎ。
でもやはりジャケットは装いの中心だし、もっとも好きなアイテムです。当然一番こだわりが多いアイテムとなります‥といってもトータルで見て良ければ細かいところは気にしないんですけどね(笑)
ちなみにこれからディティールのこだわりポイントを述べますが、最も重要なのは着心地です。体に合うか合わないかが一番重要。
生地
春夏:リネン、モヘア混
秋冬:フランネル、ツイード
好きな生地はこのあたりになります。やはり季節感が出る方が装いに幅が出るというか、装い自体が楽しくなるんですよね。
3月も半ばになれば「ああ、そろそろリネンのスーツの出番だな」とか、天気が良い日には「この天気にはトニックのスーツが映えそうだな」とか日々が楽しい。
秋冬も同じです。真冬の1月2月、ハリスツイードのスーツでコートも着ないで歩いて「さすがハリスツイードだ、なんともないぜ」って感じです。
逆に嫌いなのはポリエステル100%の生地ですね。これはスーツ好きならだいたいそうだと思います。あとはストレッチ系もあまり興味ありません。ジャケットを着て運動しないし、体にあったジャケットであれば十分に着心地がいいですから。
裏地
基本的には「総裏」が好きですね。
これは春夏でもそうです。耐久面が気になるのもありますが、「背抜き」にしてそんなに涼しくなるかな?っていうのがあるので。もちろん「背抜き」でオーダーしたこともありますし何着か所有しています。「背抜き」が嫌いではなく”なんとなく”という理由で「総裏」の方が好きという感じです。
また裏地の色は表地と同系色にします。人によってはネイビージャケットに赤い裏地とか、遊ぶ人もいますが斉藤さん。はやらないですね。まとまっている方が好きです。
ポケット
ジャケットだけの運用をしたい場合は「パッチポケット」、スーツとしての運用しかしない場合は「両玉縁ポケット」にすることが多いです。
ただツイードやフランネルといった生地で、英国っぽくしたいなと思ったら「スラント+チェンジポケット」もします。ポケットは好みよりもスーツの着用シチュエーションを考えますね。
ラペル幅・ゴージライン

ラペル幅は基本10㎝位が好きです。9.5㎝~10.5㎝といったところです。
ダブルだと11㎝くらいでしょうか。
基本は8.5㎝と言われていますが、個人的にはちょっと細く感じてしまいますね。顔が小さければそれくらいの方が似合うかもしれませんが。
逆にシングルで12㎝とかあるようなジャケットは好きではありません。ラペル幅は広すぎても威圧感があるというか、「俺を見ろ感」があってちょっと。

ゴージラインは高すぎず低すぎずが好きです。
AkamineRoyalLineのゴージラインは美しいと思います。あのカーブの具合が好きですね。DORSOはオプションでのゴージラインが好き。
ボタン
水牛・ナット・貝あたりでしょう。
オーダーでのボタン選びはとても重要です。仕上がりが1ランク上がるか下がるか、くらい重要だと思っています。
具体的な成功例はこんな感じ。

生成りのリネンジャケットのボタン、裏地。
このボタンは非常に悩みました。貝ボタンとかもおススメされた中で、最終的には自分でこの水牛ボタンを選んだわけですが、やや透明感のあるベージュのボタンと、生地、裏地が上手くマッチしたなと思います。
嫌いなのはプラスチックのボタンですね。パッと見はいいのですが、光があたったときの光沢が安っぽいというか。チープに見える瞬間があるので嫌いです。
トラウザーズのこだわりは?

トラウザーズはそんなにこだわりがありません。
ないことはないのですが、基本は「主張し過ぎない」ということ。
股上
深めが好きですね。浅いよりは深い方が好き。
ベルトループ
なし、サイドアジャスターが好きですがベルト仕様も嫌いではありません。
プリーツ(タック)
1プリーツが好きです。次点で次に2プリーツ。
ノープリーツはあまり好きではありませんがアメトラにはノープリーツのイメージがあります。映画「雨に唄えば」やブルックスブラザーズのラインナップをみると特に。それはそれで悪くないように見えますが斉藤さん。が履くと‥?って感じに。
裾
ダブルの4.5㎝か5.0㎝が好きです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は斉藤さん。のスーツに対するこだわりポイントをご紹介しました。ジャケットについては別記事でも語っていますのでそちらもどうぞ。いずれシャツについても書くかもしれません。
あくまで斉藤さん。のこだわりなので、必ずしも参考にする必要はないと思います。
上の方にも書きましたが、細かいところが多少違っても全体として良ければいいと思っています。ディティールに対するこだわりはそこまで強くない方だと思います。
シルエット、生地 > 細かいディティール
スーツにはやはりスタイルや着心地を求めたいですね。細かいディティールはその次。
見た目は良いけど着心地が‥っていうスーツを買うと後悔するのでやめましょう。どうしても着る頻度は減ってくると思いますので。
今回は以上です。ありがとうございました。