
今回はヴィンテージで購入した革靴「Edward Green(エドワード・グリーン)」をご紹介。本当に素晴らしい革靴で購入してからずっと活躍してくれています
赤峰先生のところで行われたAkamineヴィンテージシューズイベント。
ジョンロブやエドワードグリーン、クロケット&ジョーンズといった有名ブランドのヴィンテージシューズがずらっと並んでいて壮観でした。
でも革靴って難しいですよね。
どんな有名ブランドであっても自分の足に合わなければ意味がない。合わないものを無理に履く気もないので、気が付いたらブランドよりもビスポークの方に興味が移ってしまいました。
今回のヴィンテージシューズイベントは豊作で、こんなに足に合う靴に出会う機会ってもうないんじゃないかって思うくらい出会いがありました。その中で選んだのはエドワードグリーンの「アトリー」という靴。これが本当に傑作でしたのでご覧ください。
エドワード・グリーンの”アトリー”をレビュー!


悩んだ末に選んだのがこちらの”アトリー”です。
選んだ理由は後述しますが、今では見かけないタイプのスリッポンだと思います。全然知らなかったので、購入して自宅に戻ってからいろいろ調べて”アトリー”に行きつきました。
だいたい2000年くらいの靴なので20年以上前の靴になるかと思います。結構前の靴ですが革の状態はとても良いと思いますので、前に履かれていた人が大切にされていたのでしょう。あとは革質もいいのだと思います。
靴としてはまずブラウンの色味がいいですね。ライトブラウンでつま先はちょっと濃いめ。使い勝手がとても良い色だと思います。履くシチュエーションとしてはビジネスでもカジュアルでも使えそうです。ワードローブにブラウン系のアイテムは多数あるので使いどころに困ることはないでしょう。

詳しくはありませんが革質は良いのだと思います。触るとしっとりとしていて吸い付くような肌触り。革靴の革は昔の方が良かったと言われていますし、おそらく事実なのだと思いますが‥斉藤さん。はマニアじゃないのでそこまで気にしません。20年以上前の革でこの状態ということを考えるとかなり良い革なんだと思うくらいですね。

そしてこのサイドエラスティック。
端正で上品な靴でありながら伸縮素材が使われており、とても着脱し易いのがポイント。何だかんだで日本は靴の着脱が多いので、スリッポンが便利なのは間違いありません。

小窓に手書きでいろいろ書かれていますがわかりそうなのはサイズくらい。
型番も書かれているのかな。

結構履き込まれていました。これだけ履きこんでこの状態ですから、やはり大切に履かれていたのだと思います。
”アトリー”を選んだ理由。

どれも足入れした感触がよく、どれを購入するのか悩みました。
真ん中上が”アトリー”で、下はジョンロブ。左のホワイトのチャッカブーツがトリッカーズです。右のスエードのブーツも良かったのでブランドは忘れました。
どれも本当に良かったんですよね。その中で”アトリー”を選んだのは、スリッポンでこれだけ足に合うっていうのが珍しいと思ったから。なかなかこれだけスポッとハマるというのは珍しい。
スリッポンは合う合わないが本当に大きいと思っていて、紐靴は紐である程度調節できるのですが、スリッポンはそうはいきません。そのため他の靴よりも運命を感じた次第です。
アトリーを使ったコーディネート紹介。
いかがでしょうか。ライトブラウンの革靴は嫌がる人もいるようですが個人的にはかなり使い勝手がいいと思っています。もちろんある程度コーディネート全体で色の使い方を考える必要はありますが、そこまで難しいことはないのかなと。
ただビジネスでは使えない職種もあると思います。近年スニーカーでもOKというところが増えていますが、それでもお堅いところはお堅いですからね。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はAkamineヴィンテージシューズイベントで購入したエドワードグリーンの”アトリー”をご紹介しました。革の状態もいいし、デザインも履き心地も気に入っているので、良い買い物が出来たと思っています。”アトリー”って名前も良い(笑)
ヴィンテージシューズ、つまるところ中古で誰かが履いた靴ということで、好き嫌いはわかれると思います。斉藤さん。もこれまで手を出してきませんでした。ただ「誰かが履きやすくしてくれていた」という見方も出来るので、個人的にはだいぶありだと感じました。今後も機会があれば購入するかもしれません。
ここ数年で一番履いている革靴は今回紹介したアトリー。脱ぎ履きしやすさと履き心地の良さで大活躍。文句なしの最高です。古い靴なので見かけることはあまりないかもしれませんが、ビンテージショップ等で見つけたら手に取って見ることをおすすめします。
今回は以上です。ありがとうございました。