カウチンセーターをご存じでしょうか。今回はヒステリックグラマーのカウチンセーターをご紹介。興味がある方はご覧ください。
ニット好きとしていつか欲しいと思っていたカウチンセーター。
手編みのローゲージニットで、油分を含んだ太い毛糸を使用するので地厚で丈夫、しかも撥水性と防寒性に優れているのが特徴。
つまりとても手が込んだ耐久性に優れたセーター。ちなみにカウチンとはカナダのバンクーバー島に住むカウチン族からきているのだとか。
ここまではとてもクラシックなアイテムなのですが‥ヒステリックグラマーが出しているということは‥?
ヒステリックグラマーのカウチンセーターをレビュー。
カラーは生成りとブラックの2種類がありましたが、カウチンセーターらしい生成りを選びました。もともとカウチンセーターは動物や幾何学模様の柄が代表的ですが、ヒステリックグラマーらしく左胸にファイヤーロゴが配されています。
生地は毛100%。ローゲージらしい厚みのあるしっかりとした生地感。
商品タグには「こちらの製品は職人により1つ1つ手作業によってつくられています」とあります。中国製。
真新しい油分を含んだウール生地がまだまだ硬いので着込んで柔らかくしたいですね。きっと生成りの色味も変化していくと思うので楽しみです。
襟は小振りのショールカラーでファスナー付きのカーディガン仕様。全体的にですがディティールは本当にカウチンセーターらしい、かなりベーシックなものとなっています。
レザーのジップタグもセーターと一緒に経年変化しそうですね。いずれ飴色になっていくのでしょう。
カーディガンタイプに多いポケット付き。模様も含めてこの辺りもベーシックなデザインだと思います。
一番好みが分かれるであろうバックショット。
ここまではかなり正当なカウチンセーターだったのですが、この背面はヒステリックグラマーらしさが全面に出ています。いわゆる“ヒスガール”と呼ばれるデザインが手編みのセーターにしっかりと落とし込まれています。
カウチンセーターもですが、手編みのセーターってこういう柄で技術力を表現するみたいなところがありますよね。
サイズ感と着こなしをご紹介。
175㎝、65㎏の斉藤さん。が購入したのはLサイズ。
ゆったりとしたサイズ感ですが長く愛用することを考えて少し大きめを選びました。特に着丈はお尻が隠れる長さになっていて気にいっています。ニットの場合伸びる可能性もあるので悩みましたが、10年後を考えるとゆったり着る方がいい雰囲気になるのではないかと。
ちなみに手編みのセーターなので微妙にサイズは違うと思われます。商品タグにも「時期や部位により、風合い・色合い、仕上がりやサイズが異なる場合がございます。」とあります。
着こなしとしてはインナーは何を着るか悩みますね。
写真のようにニットもいいですが厚手のカットソーも悪くないと思います。まだまだ硬いので薄手のカットソーだとチクチクするかもしれません。あとタイドアップしても面白いと思っているので今度試そうと思います。
着用シーンを考える。
若くないオッサンとしては”いつ着るのか”という問題があります。
例えば街に飲みに繰り出す、例えば友人と外で合う。こういう時に着るかと言われると‥今はちょっと難しいかもしれません。もっと年を重ねればとカッコいいと思うのですが。
それではいつ着るのか。1つはルームウェアとしての着用。暖かく、簡単に羽織れるのでこれからの時期にちょうどいい。特にエアコンのない部屋にはピッタリです。
次にワンマイルウェアとして。ちょっとそこまで出かけるというシーンですね。近所のコンビニや、散歩に行く場合に着用する。今はそんな着用シーンを考えています。
まぁいろいろ試していけそうだと思えば外に着て行くかもしれませんが。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回はヒステリックグラマーのカウチンセーターをご紹介しました。
とても手の込んだセーターで今後の経年変化が楽しみな逸品です。10年後、20年後にカッコ良く着こなしたいものです。まぁすでに白髪なのである程度いけそうな気もするのですが‥まだちょっと早いかな、と鏡の前で思いつつ。
ちなみに気になるお値段は 88,000円(税込)となっております。高い、高いものの手編みのカウチンセーターってそもそも高額なもの。カウチンセーターが欲しければ他にも選択肢はあったのですが色柄が気にいったのだから仕方がない。特に前面のデザインはとても気に入っているので満足。
本記事をご覧になってカウチンセーターに興味を持たれた方は検討してみてはいかがでしょうか。必ずしもヒステリックグラマーである必要はないので好きなデザインのものを探してみるのも楽しいと思いますよ。
今回は以上です。ありがとうございました。