今回はファッションアイテムを費用対効果という面で考えてみました。ジャケットやシャツ、トラウザーズから下着まで、どこに投資すると効果的なのか?
着心地と見た目といった観点から考えましたので是非ご覧ください。
お金は有限、効果的に使いたい。
残念ながら多くの人にとってお金は節約したい、使うならより良いものに投資したいというものでしょう。
出来るだけお金をかけずに美味しいものが食べたい。
出来るだけお金をかけずに旅行を楽しみたい。
そして出来るだけお金をかけずにカッコ良くなりたい。
一部の富豪を除けば少なからず共感できるのではないでしょうか。
もちろん20万円のスーツと3万円のスーツではいろいろな面で大きく異なりますが、3万円でより良い選択をすることは可能なはず。3万円で良いスーツは難しくでもシャツなら最高峰のものを手に入れることだって出来ます。
今回は着心地と見た目という観点から、費用対効果の大きいアイテムをランキング形式でご紹介したいと思います。
着心地への効果が高いアイテムはこちら。
1位 シャツ
やはり一番着心地に影響があると感じるのはシャツ。
スーツスタイルが嫌いという人は、だいたいシャツに無頓着でサイズがあっていないことが多いように思います。
まずは体にあったシャツを購入してください。オーダーするのが一番間違いありませんが、既成でも体に合うものがあれば十分です。
そして生地もやはり重要。
インナーを着ても素肌に触れる部分が多いシャツは、肌触りの良いものを選ぶことで劇的に気持ち良くなります。ビジネスマンであれば1日のうち長時間着用するものなのでこのストレスは重要なポイント。
綿100%などの天然素材100%がやはりおすすめです。
赤峰幸生先生監修「Akamine Royal Line」でシャツをオーダー@後編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
安くて良質なオーダーシャツKEI!サイズ感&着こなし@1着目【PR】 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
2位 靴
僅差の2位で靴でしょうか。
特に革靴は足に合わないと地獄です。逆に足に合う革靴は一生モノのお宝、相棒となってくれる存在です。
昨今ではスーツにスニーカーがトレンドとなっていますが、あれはあまりカッコいいと思いません。少なくともエレガントじゃないよね。
『楽』と求めると『粋』でなくなるというか。
きちっと革靴に投資してあげればスニーカーに負けない履き心地の物を手にすることも可能です。
コスパ抜群の革靴!神匠って知ってるかい?【RE08】 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
3位 ジャケット
次は意外かもしれませんがジャケット。
こちらも重要なのはサイズ感。セレクトショップなどだと、小さめのものを勧められることがありますが騙されてはいけません。
肩が窮屈なものはダメ。ちゃんと肩が入っていて、腕を組んだ時に肩が張らない、吊り革を持つような姿勢をしたときに裾が大きく引っ張られない。
そんなジャケットを選びましょう。
あっ、あと日本人は前肩の人が多いので、海外ブランドのジャケットだとあまりフィットしないという場合があります。雑誌や動画で褒められているからといって鵜呑みにすると失敗します。気を付けてください。
安いジャケットでも着心地がいいものがあるかもしれませんが、ある程度のお金を出すと大きく変わっていくというのが経験談。シャツと同じで、ビジネスマンは1日のうちの大半を着用するものなので投資する価値があるかと。
2020年春夏 RING JACKET206 リネンスーツを徹底レビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
4位 ニット・マフラー
ニットとマフラーは違うんですが、意味合いが似ているのでセットにしました。
まず重要なのが生地。下手なウールなんかだとチクチクしちゃってダメ。
もちろんその人の肌強度(?)にもよると思いますが、ニットやマフラーではカシミヤが一番おすすめです。ウールでも良いものはありますが、間違いないのはカシミヤ。
あと、ニットについては着心地の違いがあります。
肩は合わないものを合うものを比較すると違いがわかると思います。
縫い目のないホールガーメント製法で作られたニットというのもありますが、縫い目が体に当たらないというのは素肌で着ないとあまりわかりません。
ニットの下にインナーを着るという場合、そんなに違いはないかと思います。
JohnSmedley(ジョンスメドレー)のタートルネックニットをレビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
ユニクロのビッグストールを徹底レビュー!この価格でカシミヤ!? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
5位 下着
続いて下着です。
下着も着心地への影響が大きいのですが、近年の進歩が目覚ましくてそこまで投資する必要がないんですよね。
例えばユニクロの下着類って凄い優秀じゃないですか。
個人的にはグンゼの『SEEK』が最高だと思っていますが、ユニクロのエアリズムなんかも優秀で大きな差はないと思います。
SEEKが凄いの出す⇒その他ブランドが廉価版を出すみたいなイメージですが、廉価版も研究しているだけあって良かったりします。
そんなわけで下着は4位でした。
アラフォーのアンダーウェアにSEEKを勧める3つの理由 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
グンゼのSEEKが放つゴムのないパンツAIRZ(エアーズ)をレビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
ユニクロのAIRism(エアリズム)がSEEKに勝るたった1つのこと。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
見た目への効果が高いアイテムはコチラ。
1位 ジャケット
予想通り?ジャケットが1位です。
納得してくださる方は多いと思います。
スーツが嫌いという方は沢山いますが、スーツほど男をカッコ良く見せてくれる服はありません。だってそのために進化し続けてきたんだから。
そしてジャケットはスーツのメイン。ここに投資しないでどこに投資するんだって話しです。
1位だけどあまり訴えることがないくらい圧倒的な1位です。
赤峰幸生先生監修「Akamine Royal Line」でスーツをオーダー@後編 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
2位 アウター
やはりインパクトの大きいアウターが2位。
当ブログではコートやアウターにはお金をかけましょう、と訴えてきましたがそれは費用対効果がとても大きいからなんですね。ちゃんとしたアウターは20年くらい着られますから。
そして見た目でも質の良さが伝わりやすいところ。
例えばカシミヤ100%のコートなんてオーラが出てますよ。肌触りも素晴らしいですし。逆にヴィンテージの使い込まれたトレンチの良さも圧巻ですよね。
コートは室内に入らない限りスタイルのメインになりますから投資は真っ先に考えるべきです。
一生モノ?いやいや100年モノ!100年コートを紹介します。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
3位 靴
「足元を見る」という言葉があるくらい重要なのが靴。
合皮はダメ。絶対。
靴がちゃんとしている人ってビジネスマンとして真っ当な人が多いイメージ。偏見と言われるかもしれませんがこれは個人的な感覚。靴がボロくて真っ当な人ももちろんいますのでこれは割合の話しです。
別にめちゃくちゃ高い靴を履けというわけじゃないんですが、ちゃんとした靴をメンテして履いている人は信頼できる人が多い。昔の先輩でピカピカというわけじゃないけどいつもキレイな靴を履いている人がいてカッコ良かったなぁ。
そういう先輩でありたいと思っています。
革靴のフルオーダー!コードバンで仕立てた靴を徹底レビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
みんな大好きAldenのタッセルローファーってどうよ? - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
4位 小物
ずるいかもしれませんが鞄とか財布、ネクタイといった小物が4位。
ボロボロの財布や鞄って良くない。財布は『お会計』みたいな時しか目立ちませんが、そういう時に見られますでの意識した方がいい。
そして鞄は重要。いくら良いスーツを着て良い靴を履いてもボロボロの鞄だと台無しですよね。逆に良い鞄はスーツを格上げしてくれるので投資する価値があります。
ネクタイは当然ですよね。Vゾーンは男の顔にも等しいものですから。
男の中心であるネクタイは重要です。
aniary(アニアリ)アンティークレザートートバッグを購入レビュー! - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
世界一美しい?Berlutiのラウンドジップ財布レビュー。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
5位 シャツ
最後はシャツ。
良さがわかり難いので5位にしましたが、目が肥えている方なら一発でわかるくらい存在感のあるアイテムです。Vゾーンでのシャツの控えめな主張も重要ですが、ジャケットを脱いだ時にシャツの良さというのは全面に出ますよね。
襟の雰囲気はVゾーンで伝わるポイントですが、生地の良さも見た目では重要。特にジャケットを脱ぐとわかりやすい。
Brooks Brothersのノンアイロンシャツは圧倒的な性能です。 - 1978 -アラフォーからの一生モノ探しー
まとめ。
いかがだったでしょうか。
今回は費用対効果で考えるとどこに投資するべきか?というお話しでした。
独断と偏見ではありますが、年間被服費200万オーバーの服道楽が真面目に考えた結果です。異論、反論はあるかと思いますが、同意していただける方も多いかと思います。
着心地と見た目、という観点で見たときに総合評価としてはジャケットが1位という結論です。なんでジャケット?スーツは?と思われるかもしれません。
補足しますと、スーツの下であるトラウザーズはどちらもランク外(6位とか)なので、ジャケットと切り離してみました。
いやー、ボリューム多すぎ。何となくの思い付きで平日に書き始めましたが、3日分くらいのボリュームになってしまいました。
もうちょっと考えて記事を書こうと思います。
皆様は今回の記事どう思われましたか?
同意や異論、反論が是非コメント欄から教えてくださいね。
今回は以上です。ありがとうございました。